http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/490.html
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365日同じ食事。偽の求人広告。生活保護費を搾取する「貧困ビジネス」の実態が壮絶
http://www.ikedahayato.com/20140729/10284209.html
2014/07/29 イケダハヤト
貧困ビジネス施設入所者がブログを始めました。『ユニティーめし@』 http://t.co/veb3c9Kx56 ユニティー訴訟の原告の支援をしている社会福祉士の藤田孝典さんの陳述書を見ると、「食事は質素なもので端的,にまずい」とされているが、それは間違えない。本当にまずい。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2014, 7月 24
このブログ、衝撃的です。
■貧困ビジネスって何?
「貧困ビジネス」というのは、あまりその実態が知られていない気がします。多義的な言葉ではありますが、ざっくりと今問題になっている文脈でいえば、「生活困窮者に生活保護を受けさせ、劣悪な寮などに入れ、生活保護費を搾取するビジネス」だと思ってよいかと思います。
いまだに都内の路上生活者に声をかけたり、求人募集に来た人を対象にして、生活保護利用をさせ、金銭を搾取する施設がある 。貧困ビジネス規制条例ができても状況は変わらないようだ。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2014, 7月 24
寮形式以外にも、生活保護受給者をターゲットにした賃貸物件が存在しており、こちらも広義の「貧困ビジネス」といえるでしょう。
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そういうところに一部の不動産屋が「福祉可」という物件を用意している。ほとんどが築何十年という木造の老朽化した物件なんですが、他に入れる物件がないので、結果的に老朽化した木造アパートに高齢の生活保護受給者が集まってしまう。
しかも、「福祉可」物件の多くはもともと4万〜4万5千円で貸していたのを、生活保護の住宅扶助費の上限の、5万3700円までつり上げているところが多く、生活保護費も無駄遣いされています。入居者が自分で契約して入っているから自己責任と言われますが、社会の構造として劣悪な物件にしか入れないことになっている。
「福祉可」物件と、生活保護費の無駄遣い。日本の貧困な住宅政策(2/3) | BIG ISSUE ONLINE
http://bigissue-online.jp/2013/06/14/housing-poor-taidan-2/
■365日、同じ食事
少し話が逸れましたが、こちらのブログでは、寮に入れるタイプの貧困ビジネスの実態が報告されています。特に衝撃的なのは、日々の食事の内容。
こちらが朝食。
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<朝食>
朝6時40分から始まる朝食のメニューは、
ごはん、味噌汁、納豆、生卵、ふりかけ、以上。
ユニティーめし @|ユニティー出発〜貧困ビジネス〜
http://ameblo.jp/nishibori1123/entry-11893853605.html
昼食がこちら。
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<昼食>
10〜12時までの間、食堂でインスタントラーメンを自炊できる。
味は醤油、味噌、塩の三種類からチョイスできて、各自2袋まで食べて良い。
トッピングは生卵ともやし。
ユニティーめし @|ユニティー出発〜貧困ビジネス〜
http://ameblo.jp/nishibori1123/entry-11893853605.html
驚くべきはこのメニューが365日繰り返されるという話…。
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朝・昼食のメニューは365日変更なく来る日も来る日も上記のメニュー。
寮での生活を始めたばかりのころは良かったが、次第に飽き飽きしてくる。
特に昼のインスタントラーメンはきついものがある。
インスタントラーメンなんて毎日食べるものじゃない。
私の場合、最初の数日間は食べたが、一週間もすると食べなくなった。
夕食も壮絶。
月曜日:メンチカツまたはロースカツ
火曜日:魚(鮭または鯖)
水曜日:餃子またはシュウマイ
木曜日:ハンバーグ
金曜日:鳥ささみフライまたは鯵フライ
自由使用:牛肉コロッケ、さつま揚げ
「土曜日は野菜炒め、日曜日はカレー」とのこと。基本的にレトルト食品なので、レンジでチン。これ、質素すぎてひどいです。
■生活保護費は回収される
生活保護費は封筒から空けずに、そのまま業者に回収される仕組みとのこと。
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ユニティー出発に住んで生活保護を受給すると毎月の受給日にワゴン車で役所へ連れていかれる。
受け取った生活保護費は帰りの車内で封筒ごとか回収される。
なので自分で自分の封筒を開けたことがない。
(中略)封筒ごと保護費を回収されて、様々な名目でのピンハネをされて自分に返ってくるのは 毎月2万円・・・。
2万円で一月を過ごすのはかなりひもじい生活だ。
生活保護費の封筒を初めて自分で開封した|ユニティー出発〜貧困ビジネス〜
偽の求人広告を出す
集め方はこんな感じとのこと。これは引っかかる人が多そう…。
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私が「ユニティー出発(出発と書いて「たびだち」と読む)」と出会ったのは
とある求人広告であった。
土木作業員募集の求人に応募して面接へ行くと、そこで
「今は不況で現場がない。どうだろう、生活保護を受けてみないか?」
という話をされた。
土木作業員の面接へ行って、なぜに生活保護を勧められるのか・・・
おかしな話だ。
後で知ったことだが、ユニティー出発は元々土木業の仕事などしていない。
ありもしない土木業の求人広告を出して面接へ来た人に生活保護を勧めるという
とんでもないことをしているのである。
このようにユニティーが求人広告での人集めを始めたのは4〜5年前からだという。
ユニティー出発 〜序章〜|ユニティー出発〜貧困ビジネス〜
http://ameblo.jp/nishibori1123/entry-11880448635.html
このブログの著者は「ユニティー出発」と現在法的に争っており、「何か動きがあれば随時このブログでみなさんにお知らせしようと思う」と語っています。貧困の現場からの貴重なレポートですので、みなさまもぜひご注目を。
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