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写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ
9割が晴天の霹靂…どう乗り越えるか「役職定年ショック」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152169
2014年7月29日 日刊ゲンダイ
管理職なら、いつか必ずやってくる役職定年。残りのサラリーマン人生を充実させられるかは、あなたの心構え次第だ。
「私の業績や仕事ぶりに何か問題でもあるのでしょうか」
人事部から役職定年を告げられた管理職が最も多く口にするのがこのセリフだ。
会社は役職定年に該当するベテラン社員に対し、実施年齢から前倒しして通告するが、それでもほとんどの50代社員はこう返してくる。言われる側にいかに当事者意識がないかが分かる。
「通告されると、ほとんどがショックを受けるようです。〈まだやれる〉〈ひょっとして俺だけは出世ラインに残れるかも……〉と、50代管理職はどこかプライドを捨て切れず、マインドチェンジができないからです。早くから役職定年後のことを考えているのは1割程度ではないでしょうか」(人事ジャーナリストの溝上憲文氏)
少し早めにセカンドキャリアを生きようと心を入れ替えて準備している人と、まだまだ現役にこだわって準備をしない人――会社がどちらを望んでいるかといえば当然、前者だ。
役職定年は、いわばサラリーマン人生の「終活」。自分の人生に簡単に折り合いをつけられないのは無理もないが、溝上氏は「少なくとも1年前には役職定年後の自分を思い描いておくべき」と、こう続ける。
「役職定年後の働き方にうまく適応するには、マネジャーからプレーヤーに変身できるか、〈使い上手〉から〈使われ上手〉になれるかが肝心ですが、辞令が出てから意識と行動をガラリと変えるのは無理。1年前からギアを徐々に入れ替えれば、“役職定年ショック”も小さくて済むのです」(溝上氏)
具体時に何をやったらいいのか。まずは、すでに役職定年を迎えた先輩に、ショックからいかに気持ちを切り替えられたのか、何がストレスだったのかなど、「体験や失敗談」を聞いてみることだ。
「上手にマインドチェンジできた50代社員は、先輩社員を反面教師にしてます。先輩の失敗をもとに、〈自分ならどうする?〉などと自問し、1年後をシミュレーションしてみる。これを続けていれば、会社からどんな人事案を言われようが受け止められる耐性がつきます」(溝上氏)
ポストが減るせいで、実施年齢を繰り上げる企業も出てきた。50代サラリーマンは、日々を漠然と送ってはいけない。
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