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報道(私は人間らしい暮らしがしたい )
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4717108.html
2014年07月28日 NEVADAブログ
新聞が特集を組んだ記事からの言葉です。
この特集では女性の貧困を取り上げているのですが、2012年の国税庁調査では女性の平均給与は268万円で、男性は502万円となっており、中でも年間200万円以下となっている女性は4割となっていると報じています。
また、2009年のデータですが、20才から64才の単身女性の内、所得が125万円未満になっている【貧困率】は36.6%にもなり、65才以上ではこの貧困率は46.6%にも達するとされています。
また、OECD統計では、夫婦共働き、母子家庭、独り暮らし層の貧困率が上昇しているのは日本だけとなっていると報じてもおり、これら統計数字を見れば、日本は本当に先進国か?となります。
また、日本はデフレが進んでいると言われていますが、実際はデフレが進んでいるのではなく、貧困化が進んでいるのであって、ここにアベノミクスで物価高を持ち込んだために、平均以下の収入しかない層、特に女性層を直撃していると言えます。
日本の問題は貧困化が猛烈に進んでいることであり、今後さらにこの貧困化は進み、そして一旦貧困層に落ち込めば、抜け出すことは不可能であり、46才の埼玉の女性の言葉ですが、『人間らしい暮らしができない』女性が蔓延することになりかねません。
64才以下の単身女性の36.6%が貧困層に入っている今の日本は豊かな国ではありません。
ましてや65才以上の単身女性ではほぼ半数が貧困層になっている日本は豊かな国どころか貧しい国と言えるはずです。
結婚したものの離婚し、そのままパートしか仕事がなく、年収200万円どころか、125万円以下しか年収がない女性が増加しているのです。
結婚等で一旦正社員の職を失い、その後離婚や旦那のリストラ等で働きに出ようとしましても、まともな収入をえることができる仕事は殆どないのです。
失業率が低下したと言われましても、正社員事務職の求人倍率は男性・女性併せて0.25倍です。
4人に一人しか仕事にありつけないのです。
しかもその事務職の給料は基本給が15万円前後が多いと言われており、これではパートと何ら変わりません。
物価高で女性の生活どころか、一般家庭の生活をも破壊されようとしているのが今の日本であり、そこにデノミ・紙幣の切り替えが行われれば、生きていけない日本人が数百万人単位で出てくるのは避けられません。
《1億総貧困》という時代がすぐそこに迫っているかも知れません。
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