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ブラジルはいいところネ!」(リオのコパカバーナで)/(C)日刊ゲンダイ
風評騒動も…輸入生鶏肉の9割「ブラジル産」は安全なのか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152124
2014年7月26日 日刊ゲンダイ
鶏肉の国内消費量は年間約220万トン(12年)で、輸入量は約74万トン。3分の1を輸入に頼っている。ナゲットや空揚げなど“加工鶏肉”の輸入品は大半が中国産かタイ産だが、“生肉”は90%がブラジル産だ。
24日の本紙の外食・コンビニ緊急アンケートでも、23社中8社が「ブラジル産も使用」と回答している。
大阪のある社団法人が昨年10月、「ブラジル産の肉は、汚染物質と同等の毒入りでブラジル人も食べない」などと書いた記事をブログに掲載(現在は削除)し、それがネット上に拡散。駐日ブラジル大使館が「まったくの虚偽で、中傷的で、技術科学的根拠がない」などと風評被害を訴える騒動もあっただけに、気になる。
同大使館のHPによると、<ブラジルの畜産ではホルモンなどの使用は国内法で禁止。抗生物質などの使用には、国連食糧農業機関の定めるコーデックス食品規格を、日本を含む加盟国同等、厳守している>というが、それで本当に安心できるのか。
■原価は地鶏の10分の1以下
食品問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏がこう言う。
「04年の鳥インフル騒動から中国産の生の鶏肉輸入が停止になり、それに取って代わったのが、安価なブラジル産です。たとえば、焼き鳥の原価で比べると、日本の地鶏なら1本300〜400円するのが、ブラジル産なら20〜30円。野菜と同じ感覚で“促成栽培”するからそこまで安いんです。自然に育てたら成鶏まで4〜5カ月かかるのが、ブラジルでは50日を切る程度で絞め、高速冷凍して出荷されます」
鶏がエサを食べる時だけ明かりをつけ、それ以外の時は消す。“鳥目”のせいで暗くなると動けなくなるので、どんどん肥えていくという。
「ブラジルの養鶏業者に限った話ではありませんが、さらに病気予防のために合成抗菌剤を与えます。その中に成長促進作用がある薬剤が含まれているケースもあります」(吾妻博勝氏)
怪しいのは“中国産”だけではない。
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