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誠意なし(右・原田社長)/(C)日刊ゲンダイ
流出ベネッセ 謝罪まで「外部委託」で透けて見える企業体質
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/152069
2014年7月24日 日刊ゲンダイ
ベネッセという企業の“体質”が透けて見えるようだ。
もとはといえば、通信教育会社の“生命線”ともいえる顧客情報の管理を外部に委託したせいで、今回の大量流出を招いた。それに懲りず謝罪まで外部委託しているというから、開いた口がふさがらない。
ベネッセは現在、顧客の問い合わせなどに応じる専用の電話窓口を設けているが、その“おわび業務”を外部のコールセンター業者に委託しているというのだ。
「社員だけで対応すべきでしょうが、あまりにも問い合わせの件数が多いため、社員およびグループ会社の社員だけで受け切れない状況です。できるだけ早く対応すべきということで、一部を外部に委託しています」(ベネッセ広報担当者)
いくら社長業まで“外部委託”する会社といっても、それじゃあ誠意は伝わらないどころか、企業倫理が問われる。一部報道によると、ベネッセはおわび業務について、派遣社員らに「ネット上で口外しないように」と“口止めメール”を送っているというから、「確信犯」とみられても仕方がない。外部に委託する前に、ほかの業務をすべて中止して全社員で対応するとか、OBを動員するなど、いくらでも方法はあるはずだ。
「不可解な点はほかにもあって、顧客情報を持ち出して逮捕された39歳のSEの“派遣元”がはっきりしないこともそうです。ベネッセ関係者も、なぜか警察も口を閉ざしている。SEはもちろんのこと、SEを派遣した会社も責任を問われてしかるべきなのに、です。何か隠さなければいけない事情でもあるんでしょうか」(捜査事情通)
ベネッセHDの原田泳幸社長は謝罪会見で「信頼回復が何より大事」と話していたが、だったら、謝罪ぐらい自分たちでやったらどうだ。
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