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日本のコンベンション衰退と日本の衰退
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4713276.html
2014年07月21日 NEVADAブログ
日本が衰退していると色々な角度からお知らせしていますが、今度は世界が招致に必死になっていますコンベンション分野でも日本の衰退が報じられています。
日本の家電・IT展示会としては最大の『シーテック』にソニーが出展しないことが明らかになったのです。
サッカーワールドカップで4Kテレビを宣伝していましたソニーですが、今回のシーテック見送りで、ソニーは日本市場を見ていないことが明らかになったと言えます。
この展示会には日立はすでに昨年から出展しておらず、もはや開催自体が風前の灯火状態になっているとも言えます。
以下をご覧下さい。
2007年 895社 21万人
2013年 587社 14万人
この6年間で300社が展示(出展)から撤退し、来場者も7万人も減少しているのです。
今年は更に規模が小さくなるのでしょうが、世界の家電・ITコンベンションは巨大化するなか、日本だけが縮小していっており、いずれ開催自体が消滅することになるのは避けられません。
家電・ITといえば、ハイテク、イノベーションの基礎とも言える分野であり、その分野が衰退しているのが日本であり、人口減少で自治体が消滅という話をしていますが、その基の企業が衰退していっては誰が雇用し誰が税金を払うのでしょうか?
企業は海外にどんどん逃げていっており、カレーのCoCo壱ですら、店舗増減数では国内減少、海外増加となって来ており、日本国内市場は放棄して海外で勝負する企業が増えれば増える程、日本国内での本社スタッフ、すなわち、事務職は必要なくなります。
すでにこの兆候は出ており、今、有効求人倍率が1倍を超え22年ぶりの高さと言われ景気がよいと言われていますが、事務職を見れば《0.24倍》です。
ANAも本社スタッフ(事務所自体も統廃合しています)を大幅に削減しており、ソニーも削減し、企業は日本国内の事務職を更に削減しようとしているのが実態なのです。
事務職?
日本国内事業では売り上げも減ってきている中、仕事の効率化・IT化が進み、高給の正社員は必要なく、パートタイマーで十分となりつつあるのです。
ソニーの衰退を日本の姿と見れば、非常に分かりやすいと言えます。
借金をして『まだ大丈夫、まだ大丈夫』とごまかしている間に、土台から崩れはじめてきているのを気づかないのです。
この崩れ(崩壊)は土石流と同じで、崩れはじめれば一気に襲ってきます。
気がついた時にはなすすべもない状態になっているからです。
世界は今や激動の時代を迎えているにもかかわらず日本人は何一つ警戒することなく、平々凡々と暮らしています。
日本全体を金融崩壊という土石流が一気に襲えばどうなるでしょうか?
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