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M氏、S氏…聖人君子を装う、あの有名経営者たちの素行?派手な女遊び、裏で別会社経営…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140720-00010002-bjournal-ent
Business Journal 7月20日(日)3時0分配信
「今後は収益の柱を情報商材から有料メルマガや、ユーチューブの有料チャンネルに移したいと思ってます。何を書くかって? この2年間でボクが見聞きしたおカネのウラですよ。アイドルの素顔やテレビに出ている実業家の化けの皮を剥ぎます」
4月、Free Agent Style Holdings会長の与沢翼氏が自身のブログで“破産宣言”を行い話題を呼んだが、その与沢氏が「フライデー」(5月23日号/講談社)の取材で上記のようにコメントし、与沢氏周囲の経営者たちが戦々恐々としているという。
「聖人君子のような、たとえばM氏の女遊びのひどさは有名ですからね。彼らのようなオーナー経営者は、自分の資金を投入したネイルサロンや飲食店も持っています。登記簿謄本などにも名前が出ないように、株を持っているだけなので、表沙汰にはならないですけどね。当然、非上場の株です。そういった実質支配している店に色々と処理させていたりもします。その辺は東京・港区界隈では有名だけど、誰も漏らさない。そこに踏み込むのでは、と焦りを感じている経営者は多いですよ」
こう明かす人物は、与沢氏が言及する「アイドルの素顔」もなかなかの爆弾だという。というのも、売れないアイドルやモデルたちと、社長たちをつなぐようなコミュニティーサイトがあり、なかにはテレビドラマの脇役でデビューしているタレントなどもおり、彼女たちは上場企業の役員ともつながっているという。与沢氏はそういった世界に憧れ、派手な遊びを繰り返した。
だが、M氏やS氏は、与沢氏のように公私混同はしていない。自社の就業規則は厳しく、自身の女遊びを会社に持ち込むこともなく、遊び相手の女性を秘書として雇うことなど言語道断で、そういったボーナスを欲する女性には前述のような店で、何かしらの仕事をさせる。あくまで、良い仕事をするためのリフレッシュの一環が、M氏にとっては女遊びなのだ。その溢れるバイタリティと律する力で会社を大きくしてきた。
2007年、港区界隈はさながら1980年代後半〜90年代初頭にかけたバブルを彷彿とさせた。ベンチャー企業の役員たちはM氏らに憧れ、派手に遊んだ。その遊びの一環で、見つけたお気に入りの女子大生に自社の就職を斡旋するなんてザラだった。与沢氏も、そういったノリだったのかもしれない。
●接待禁止の企業も
だが、08年のリーマンショックにも負けずに生き残った会社は、アヒルのように湖水で悠々と遊びながらも、水面下ではせわしなく水かきをしていた。それが近年では顕著になっており、たとえば、今月、上場申請が話題になったLINEは、「パートナーの皆様からの接待及び贈答品の受け取りを禁止することに致しました」と打ち出している。ほかにも、派手な接待や合コンなどで会社の名刺を渡すことを禁じている会社が増えているが、一昨年に上場した企業役員はその狙いを語る。
「接待交際費を使うようになると、接待をうたって、次の日、平気で昼に出社してくるようになる。それがスタンダードになってくると会社に緊張感がなくなる。また、いくら役員だからって、管理職全員が昼出社になったら、管理する人間が午前中はいないのと同じですから。接待を禁止すれば、自分のお金で飲むしかなくなる。そうなれば、度が過ぎることはしません」
野村証券元会長の田淵節也氏は、主幹事となった企業の経営者が遊んでいるという話を耳にすると、その経営者を叱りつけたといわれている。与沢氏にも、そういった行き過ぎをたしなめる大人がいれば、経営破たんを防げたかもしれない。問題は、行き詰まった情報商材ビジネスではなく、自身を律せられなかったことにあるのかもしれない。
HOTEL&RESTAURANTS JOURNAL編集部
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