★阿修羅♪ > 経世済民89 > 214.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
打ち出したら大暴落も…黒田日銀「追加緩和」はもうできない(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/214.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 7 月 15 日 07:28:05: igsppGRN/E9PQ
 

             “バズーカ”なんて言われたが…/(C)日刊ゲンダイ


打ち出したら大暴落も…黒田日銀「追加緩和」はもうできない
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151866/1
2014年7月15日 日刊ゲンダイ


 日銀は、14日と15日の両日、金融緩和策などを決める金融政策決定会合を開く。

 先週、日経平均は小幅ながら5日続落。日銀も久しぶりに動いた。8日から11日まで、株価を下支えするため、連日144億円の上場投資信託(ETF)を買った。4日連続の購入は、黒田東彦総裁が昨年4月に“異次元緩和”をブチ上げてから初めてだ。

「4日間の合計額は576億円に達し、インパクトも大きかった。ただ、日銀はすでに3兆円を超すETFを買っています。今年末までの残る買い取り枠は4500億円程度まで減った。この額では心もとない。黒田総裁は、昨年4月の大胆緩和から1年3カ月も動いていません。ETF買い取り枠の拡大など、そろそろ次の一手を打ってもいい気がします」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 市場関係者からは追加緩和への期待が高まっているが、「黒田日銀は今回も動かない」という読みもある。

「小手先の緩和策は実施しないでしょう。ETF買い取り枠にしても、日銀関係者によるとかなり幅を持たせているので、新たな緩和策として公表する必要を感じていないといいます」(第一生命経済研究所の藤代宏一氏)

 日銀の14年末までの買い取り見通し額は「3・5兆円程度」だ。

「最近、日銀関係者は『程度』なのだから3・6兆円でも3・7兆円でも構わないと言い始めた。なぜ、今ごろそんな戯言を口にするのか不思議ですが、実は、日銀は動きたくても、動けないんじゃないかという情報が流れています」(市場関係者)

 黒田日銀は動けない――。どういうことか。外資系投資ファンドの関係者が言う。

「日銀が緩和策を打ち出した途端に、おそらくハゲタカ連中は日本市場から一気に資金を引き揚げます。彼らは、黒田総裁が動かなかったこの1年余りで、日銀の『次の一手』こそ、安倍政権の株高政策の最終手段だと判断するようになった。追加緩和で、株価は天井を打つ。あとは下がる一方だから、ハゲタカは早々に日本市場から逃げ出すというわけです。その動きを察知した黒田日銀は動くに動けなくなってしまったのです」

 昨年15兆円を買い越した海外勢に逃げられたら日本市場は目も当てられなくなる。“黒田バズーカ”第2弾は当分ない。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年7月15日 07:54:48 : nJF6kGWndY

>その動きを察知した黒田日銀は動くに動けなくなってしまった

単に現状では追加緩和は不要なだけだが

投機マネーが金融政策の打ち止めを見て、市場が逆に動くことがあるのは

過去のFRBのQEと金利の関係を見ても明らかではある


逆に、市場が投機的な売りで下がり過ぎた時の想定外の政策は、

ポジションの巻き戻しで、政策効果にレバレッジが働くことになる


02. 2014年7月15日 14:33:21 : EMTvYL9luI
ドル101円後半、日銀が14年度の実質成長率見通しを小幅下方修正
2014年 07月 15日 14:26 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0FK0A920140715&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 15日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ若干ドル高/円安の101円後半。日銀政策決定会合は、予想通り金融政策の現状維持を決定した。一方、日銀は2014年度の実質成長率見通しを従来のプラス1.1%から1.0%に下方修正した。

為替市場は一時的に、小幅なドル買い反応を見せた。

商業決済が集中する五・十日に当たるこの日、ドルは仲値にかけて101.60円付近まで強含んだ。無風で通過するとみられていた日銀決定会合を挟んで再び強含み、101.65円付近まで買い進まれた。

ただ、ドル/円相場の上値余地について「102円台での実需のドル売り予約が、足元で規模が倍増しているので、102円台にスムーズに上昇するのは難しい」(邦銀)との指摘が聞かれた。

市場は、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の議会証言に関心を寄せている。

<日銀決定会合>

きょうの決定会合では、4月に発表された「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の中間評価を行った。

日銀は、2014年度の実質成長率の見通しを、従来のプラス1.1%からプラス1.0%に引き下げた。15年度、16年度の成長率見通しは、それぞれプラス1.5%、プラス1.3%に据え置かれた。

市場が関心を寄せるコア消費者物価指数(CPI)の見通しは、消費増税の影響を除き、2014年度がプラス1.3%、2015年度がプラス1.9%、16年度がプラス2.1%に据え置かれた。

為替市場は、短期筋がドル・ロングで決定会合の結果を迎えたが、目立ったロングの投げは見られなかった。

<豪中銀議事録>

オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が発表した7月1日の政策理事会議事録では、まだ当面は政策金利を過去最低水準に維持する姿勢を理事会が示していることが明らかになった。

豪ドルは、同議事録発表直後に0.9402米ドル付近まで強含んだが、その後、小幅に反落した。市場では、「特にタカ派的な内容は含まれていない。初期反応は単なるポジション調整」(外銀)との見方が出ていた。

<ユーロ>

ユーロ/ドルは1.36ドル前半で若干上値が重い。

前日はユーロが全般に堅調となったが、その背景には、13日のサッカーワールドカップ・ブラジル大会でドイツが6大会ぶり4度目の優勝を飾ったことや、米シティグループ(C.N: 株価, 企業情報, レポート)の好決算を手がかりに銀行株が買われ、欧州株が全面高になったことがあるという。

独DAX指数(フランクフルト).DAXの上昇は顕著で、前日比116.67高の9783.01で取引を終えた。

投資家が注目していたシティグループの決算は、第1・四半期の純利益が市場予想を上回り、銀行株全体に対して期待が高まった。シティは同日、住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売をめぐる問題について、70億ドルの和解金支払いで米当局と合意したことも発表した。

一方、ポルトガル最大の上場銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)(BES.LS: 株価, 企業情報, レポート)は引き続き売られ7.5%安となった。

15日は、インテルやJPモルガン等の決算が注目されている。

         ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

 正午現在   101.60/62  1.3612/16  138.31/35

 午前9時現在 101.53/55  1.3620/24  138.29/33

 NY午後5時 101.53/55  1.3618/20  138.26/30

*写真キャプションの見出しを変更して再送します。


(森佳子)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FK0A920140715?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


03. 2014年7月15日 20:27:41 : rkzUv4gNJE
日銀の異次元緩和は何の効果もなかった
確かに円安のきっかけにはなったが、当時の1ドル75円は限界地だったのだ
日銀が何もしなくても1ドル100円程度にはなったはずだ
これは貿易赤字が慢性化したからで100程度になったのだ
本当に異次元緩和の効果があったのなら100円なんてケチな値ではなく
120円、150円となったはずである
日銀の追加緩和をやっても、何の効果もないことを日銀自体知っている
だから追加緩和はやれないのだ
株や円は景気循環やサイクルで変動する
これは人知を超えたことで、人間がそうしようと思ってもできないものなのだ
だからこそ、世界中が今経済的困難の局面にあるのだ
1年半前からいっているように、アベノミクスなんてものは始めから存在しなかったのである


04. 2014年7月16日 03:02:45 : QBrYpzDGwo
黒田バズーカは当分無いのは良いが、歳入と歳出の不均衡を今まで日銀の金融緩和で補って来たと思うが、それが出来なければ財政はどうなるのか。どちらを向いても方策無しか。やはり金融緩和はせざるを得ないだろうが、軍事に注ぎ込んでいてはどうにもならない。双務になったのだから思いやり予算は相殺しましょう、くらいの交渉が何故出来ないのか。アメリカのポチはポチでも口があるのだから、ワンワンと交渉くらいはしろよ。

05. 2014年7月16日 08:00:01 : IBJorwVJ0w
年金が株を買うから下がらない。

06. おじゃま一郎 2014年7月16日 09:12:58 : Oo1MUxFRAsqXk : IzBKwMvaqI
>追加緩和で、株価は天井を打つ。あとは下がる一方だから、
>ハゲタカは早々に日本市場から逃げ出すというわけです。
>その動きを察知した黒田日銀は動くに動けなくなってしまったのです

日銀が追加金融政策をしないのは、マネーサプライが上昇していること、
期待インフレ率が2%近くにきたことにつきる。
株価は二の次、三の次。


07. 2014年7月17日 08:35:23 : zzFraVYiUw
これも1年以上前からいっていることだが、日本はインフレにはならない
日本のように少子高齢化が進む国では民需は減るだけで増えることはない
インフレは需要が供給を上回ったとき発生するのである
今の日本は公共投資の前倒しでものすごいことになっている
国道などはダンプカーで大渋滞さえ起きている
今のインフレ傾向は作られたもので、消費税3%、燃料代の最高値、公共投資などの人手不足などによるものである
それでも1%程度でしかない、公共投資の前倒しもいつまでも続かない
阿倍コベ政権は将来に大きなリスク作りに励んでいるのだ
また米国で失敗した新自由主義を竹中手動で取り入れている
これも日本にとって将来の大きなリスクだ
まあ、やることなすこと阿倍コベなのだ


08. 2014年7月17日 10:04:32 : zzFraVYiUw
訂正↑
物価上昇率については、通常消費税分は何故か除外されています
現在の物価上昇率は消費税分を含めれば+2%程度で3%と推測されます



09. 新鮮組 2014年7月17日 15:54:07 : hYT1ZzdBhtgo2 : WA3OCMkvGU
黒田総裁に更に追い討ちする政治日程がある。GPIFのポートフォリオを変えて日本株の割合を増やすことである。ということは日本の国債の買いの割合が減るということにならないだろうか。


10. 2014年7月18日 00:20:00 : 0JYhMgyLcQ

黒田の緩和縮小は米金融界にとって大歓迎となる、
鈍感な黒田もやっとそこに気がついたということだ
QEは米国債独占策だから、経済がおかしくなるのは当たり前

だから米金融経済界がそれに気がついて、QEの処分=米国債+キンの処分に動いて=
日米同時株高となった。
黒田の緩和縮小は=QE処分に順ずる=日米同時株高の波に貢献となる

いずれにせよ、緩和を早期廃案とすることが経済再生と株高に繋がるので
緩和を仕出かしたのは大失敗だが、早期縮小は流れとしてはよい。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)  recommend
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民89掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧