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外国人技能実習という名のタコ部屋
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20140714-00037372/
2014年7月14日 12時53分 小笠原 誠治 | 経済コラムニスト
韓国の告げ口外交や中国の傍若無人の振る舞いをみていると、本当に開いた口が塞がらない昨今ですが...でも、日本も余り他人のことは言えないのです。
というのも、予想はしていたものの、な、な、なんと、外国人の技能実習制度で来日した外国人に対する賃金不払いや人権侵害などが昨年1年間で230団体、件数で366件にも及んでいたというのです。
しかも、悪いことに件数は年々増えているのだとか。
どう思いますか?
何と恥ずかしいことか!
これでは、フィリピン人の女性を歌やダンスを踊らせるからという名目で韓国に呼んで、しかし、実際にはホステスをすることを強要し...そして、売り上げが悪い者には売春を事実上強要するジューシーバーと同じみたいなものではないですか。
ああ、恥ずかしい!
研修だなんて言っておきながら、要するに国内の若者には人気がない職場が、外国人を低賃金で働かせているだけではないですか。
もちろん、全ての職場が悪質だ、なんていうつもりはありません。外国人の研修生に働いてもらう代わりにちゃんと技術を身につけさせているところも多いと思います。
でも、悪い奴がいるということなのです。
それを半ば分かった上で放置している政府の責任も小さいはずはないのです。
まあ、今回、こうして法務省が調査して不正行為が横行しているという事実が分かっただけでも、ましなのかもしれませんが...
法務省は、こうした不正行為に対し罰則を科す方針だと言いますが、是非そのようにしてもらいたいものなのです。
罰則は、重い罰金と企業名の公表が必要でしょう。
それに、そもそも研修だから賃金を安くするというのも頂けません。だって、それでは国が最低賃金法の抜け道を自ら認めるのと同じことになるからです。
さらに言えば、そうやって安い賃金で働く外国人の労働者が多数日本に来ると、国内の賃金が上がりにくくなってしまうのです。
口では、企業に対し賃金を上げろと迫る政府ですが...このような外国人技能実習制度を設けているということは、やっぱり今の政権も企業の方を向いているということに他ならないのです。
以上
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