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280円均一が人気/(C)日刊ゲンダイ
関ジャニ「鳥貴族」は2.5倍 夏枯れ相場の“買い”はIPO
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151798
2014年7月12日 日刊ゲンダイ
兜町が驚いた。10日、株式を新規公開(IPO)した焼き鳥チェーン「鳥貴族」の初値が公開価格2800円の約2・2倍となる6180円を付けたからだ。
「焼き鳥を280円均一で売るビジネスで、脱デフレとはほぼ無縁です。目新しい商売とは言い難いし、まさか売り出し価格の2倍を超える初値が付くとは予想していなかった。しかも取引初日の終値は7180円と公募価格の2・5倍以上。恐れ入った」(市場関係者)
鳥貴族は、社長の長男がアイドルグループ「関ジャニ∞」の大倉忠義で、公開前から話題を振りまいた。有価証券届出書によると、忠義は同社株を1万株保有。10日終値ベースの資産価値は7180万円で、一族全体だと56億円になる。一気に株長者の仲間入りだ。
「“関ジャニ・プレミアム”が上乗せされた可能性はありますが、IPOは相場全体の沈滞ムードと違って勢いがあります。6月25日上場のポバール興業(工業用ベルト)以降、IPOは5連続で公開価格を上回っています」(株式評論家の倉多慎之助氏)
■4月以降の勝率6割以上
4月以降の新規上場は16銘柄ある。初値が公開価格を超えたのは10銘柄で、勝率は6割以上。10日終値ベースだと、12銘柄が公開価格を上回っていた。
「日経平均は小幅ながら10日まで4日続落し、相場は夏枯れムードが漂っています。材料難なだけにIPOに人気が集まりやすい」(証券アナリスト)
今月15日にはアプリ関連のイグニスがマザーズに、23日には浅草ビューホテルなどを経営する日本ビューホテルが東証2部に上場予定だ。夏以降は、リクルートやラインといった超大型上場が控えている。
「最近のIPOは高めの初値を付けた後も上昇を続ける銘柄が多い。公開後に株を買っても儲かるチャンスは転がっています」(前出の市場関係者)
4月下旬に上場した西武HDは初値から25%上昇。ソフト関連のフィックスターズは公開価格に比べ、何と6・5倍になっている。
「日経平均は1万5000円付近に張り付いたままで、大型株は動きが鈍い。こうした時期こそ、値動きの激しい新規上場株に目を向けるべきでしょう」(倉多慎之助氏)
低迷相場に勝つ秘訣はIPOしかない。
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