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経済恐慌を回避する10のステップ(その1:金本位制が復活か)
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2014.07.10 カレイドスコープ
元オプション・トレーダーのマックス・カイザーは、次のように述べています。
「債券市場の崩壊は、新しい中央世界政府によってグローバルな金融制度を再構築するための世界会議の開催を早めることになるだろう。その新しい中央世界政府は、米ドルを今のアジア通貨と比較して、約40%も安く再評価するはずだ」。
これは、一つの見方に過ぎませんが、しかし、多年にわたって金融市場をリサーチしてきた男の率直な見解なのです。
この記事は、かなり長い記事です。以下は、要点だけを抜粋したものです。
■J.P.モルガンは、金と銀市場で過激な価格操作を行ってきた
2011年、世界的ハッカーグループ、アノニマスが、「米英のロスチャイルドの銀行システムを潰せー!」と、ロスチャイルド、モルガンを敵と捉えて全世界的に展開した「Silver Liberation Army」。銀の現物価格を吊上げようとする運動です。
ロスチャイルド、モルガンの銀行が、空売りで銀の価格を意図的に下げ、その差額でボロもうけしているのであれば、逆に銀の現物を買って品薄にすれば、銀の価格が暴騰する。そうすれば、空売りを仕掛けたロスチャイルド、モルガンの銀行側には、途方もない追証が発生して自滅してしまうということです。
アノニマスの運動とは別に、マックス・カイザーは、「銀を買ってJPモルガンを潰そう」運動(Crash JP Morgan Buy Silver)を提唱し、ネットや出演したテレビ番組で呼びかけています。
さらに、CIAのエージェントと噂されているアレックス・ジョーンズも、これに加わっているようです。
2013年の秋に出された「米国の量的金融緩和の引き締めは行われず、金融緩和は継続される」という発表は、金がほぼ底値圏から急激に上昇を始めた頃に出されたのです。
2013年8月の金価格は、ほぼ底値の1,180.04ドル。そこからぐんぐん上げて一気に1,434.05ドルの高値まで上げてきたタイミングを見計らって出されたのです
2012年の中頃に、このまま放置しておけば金価格が2000ドルに届こうかというときに、量的金融緩和の継続が、さらに強調してアナウンスされたのです。
連邦準備制度理事会が何度も、量的金融緩和の継続を訴えて金価格の暴騰を防いできたのです。(やがては、FRBがギブアップするときが来るはずです)
ウォーレン・バフェットは、「連邦準備制度理事会こそが史上最大のヘッジファンドである」と、その真相を話しています。
また、バフェットは、こうも話しています。
「連邦準備局が毎月、債券を購入することを止めるときは、想像できないほどの危険をもたらすだろう」と。
彼は、「我々は、今まで試みられたことがない実験の最中にいる。有価証券を買うことは、それを売ることよりずっと簡単だ」と結論付けています。
エリートたちが株価が上がってほしいと思うなら、自ら株式市場に入っていって株式かS&P先物指数を買います。
一方、エリートたちが金価格が下がってほしいと思うなら、金市場でいう「金の裸の空売り」という“金殺し”の手口を用意するために、同じく金の先物指数を売りまくるウォールストリートの銀行とともに共謀して、これを仕掛けるのです。
金と銀、その他の貴金属の価格は、操作されています。
億万長者のヘッジファンド・マネージャー、スタンリー・ドラッケンミラーは、
「連邦準備制度理事会は、進んでインフレ状態にしているわけではないが、中流階級と貧困層から大量の富を金持ちへ移行させていることは確かだ」と言っています。(ただし、これは2013年の段階のコメント)
牧師であり、元石油メジャーの幹部だったリンゼイ・ウィリアムズは、こう言っています。
「万がいちにも、金価格が1トロイオンス当たり2,000ドルの最高値に達したときは、世界中のトレーダーは、連邦準備制度理事会が金価格上昇の熱狂を冷やす手立てがないことを悟って、金を買い始めるだろう。
そのときは、金が1トロイオンス10,000ドルの値をつけたり、銀が1トロイオンス500ドルの値をつけるのを見るかもしれない」。(銀の1トロイオンスの価格チャートhttp://ecodb.net/pcp/metal_silver.html)
グローバル・エリートたちは、金をはじめとする貴金属の価格を低く抑えておくため、自分たちのロスチャイルド、モルガンの銀行だけでなく、連邦準備制度理事会さえも使って金、銀の市場を操作しているのです。
■金価格は本当の価値より大分低く抑えられている
現在の金価格は1トロイオンス当たり1300ドルから1350ドルの間をうろうろしています。この水準が重要であるとは、マックス・カイザーが主張していたことです。
これが、円建てでは、1グラム当たり4700円程度。
マックス・カイザーは、金価格がこの水準を超えてくると、金価格がこれ以上、上がらないように連邦準備制度理事会がコストのかからない方法(=それは、再び札束を印刷しまくって市中に流すという手口)でドルを溢れかえるようにした後、コンピュータが自動的に作動して市場をコントロールしていると、常々言っています。
「エリートたちは、金こそが富として真の価値を持っていることを知っているので、金に対して一般的なものの見方しかしていない人々を落胆させるようなことをやっている」とウィリアムズ牧師は言っています。
エリートは、まず特別引き出し権ETF(金連動型上場投資信託)を売るのです。その紙っぺらのETFを売って得た現金で、金の現物を買っているのです。
(強気派、金市場を疾走−世界最大のETF通じた金保有が増加)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8F6W36K50YM01.html
これからはっきり分かることは、エリートたちは、“紙の金”を止めて可能な限り金の現物を買っているということです。
彼らは、自分たちが金の現物を買うために、一般の人たちが金を所有したいという欲望を起こさないように金の価格を操作しているのです。
今現在、アメリカには、現物の金と交換できる55種類の「金引換権」商品があります。
その55種類とも、買い手があれば、いくらでも売るのです。したがって、1トロイオンス当たりの金に55種類の金引換権が設定されているということになります。
つまり、その紙っぺらを所有している人たちが、いっせいに金の現物と引き換えたいと申し出ても、金の現物はその需要を満たすことができないということです。「金の現物は紙っぺらと違って無限にはないから」です。
いくつかのアジアの国々は、金価格が1トロイオンス1300ドルから1400ドルとう低水準の価格帯にあるうちに、可能な限り金の現物を買おうとしています。
それは、自国の通貨に金と銀の裏付けを与えることによって、経済崩壊のリスクをヘッジしようとしているのです。
したがって、そうした国々は、さらに金、銀、その他の貴金属を大量に買い付けなければならないのです。
中国は、2013年の時点で、アメリカに追いつくためには金をもう7,000トン買う必要があると公言していました。あれから、中国は猛然と金を買い付けているはずです。
2011年に、金価格が1トロイオンス当たり2000ドルの最高値に迫ろうとしていたとき、そのまま歯止めが利かなければ、金は10000ドル、銀の価格は1トロイオンス当たり500ドルになっていたかも知れません。
結局、日銀をはじめ、世界の多くの中央銀行は商品、サービスのコスト高が招く金融崩壊という出口に向かって札束を刷り続けていくのでしょう。そのとき、金はインフレの最大のヘッジとして大いに役に立つでしょう。
FRBは、ガイトナー財務相のときから、何度も債務上限の引き上げを行ってきました。
そして、事実上、アメリカは破綻しているにも関わらずFRB議長は、ひたすら債務上限を引き上げてきたのです。
グローバル・エリートたちは、2015年、現実味を増してきた経済崩壊の規模をさらに大きくするためだけに、アメリカにさらに借金の上積みをさせてきたのです。
これは、不思議でも何でもないのです。
アメリカが、ある日、突然、金本位制の復活を宣言すれば、世界最大の金保有国であるアメリカは、その瞬間に世界最大の金持ちの国に生まれ変わってしまうのです。
ですから、金の現物をすでに蓄えたグローバル・エリートたちにとっては、谷は深いほど喜ばしいことなのです。それは金の価値が、さらに暴騰することを意味するからです。
彼らが、今まで何度もの債務上限の引き上げに挑戦してきたのは、そういう目的があったからです。
アメリカ・・・・いや、正確にはアメリカという国家ではなく、アメリカに寄生している国境の概念を持っていない(=世界政府主義)グローバル・エリートたちは、おそらくIMFを使って世界通貨を宣言させるでしょう。
その世界通貨は、金の現物に裏付けられた唯一の正しい通貨となるはずです。
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