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評価はしょせん“理”より“情”/(C)日刊ゲンダイ
便利、和み…上司に「えこひいき」されるための“3つの秘訣”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/151738
2014年7月10日 日刊ゲンダイ
管理職ポストがどんどん減り、数字の成績だけでは出世できないご時世。見直したいのが「えこひいき」だ。そもそも上司とは、「自分にとってありがたい存在」に高い評価をつけたがる生き物。評価なんてものはしょせん“理”より“情”で行われる、と切り替れえば道が見えてくる。
「発想の転換や仕事のやり方をちょっと変えるだけで、誰でもえこひいきされる社員になれます」
こう言うのは、「理不尽な評価に怒りを感じたら読む本」の著者で、コンサルタント会社「グランド・デザインズ」代表の藤本篤志氏だ。
「社員評価で起こるさまざまなエラーのひとつに、〈2−4の法則〉があります。これは、えこひいきしたい社員の成績は(5段階の)4を中心に考え、あまり評価したくない社員は2を中心に考えるという法則です。そんなバカなと思うでしょうが、いまだにほとんどの管理職が、評価訓練を受けないまま部下を査定しているのが現状です。この法則を逆手に取ってしまえばいいのです」
つまり、ちょっと気に入られるだけで「4」の評価がもらえるのだ。
藤本氏が唱えるのは、次の3つの秘訣だ。
@便利な存在
上司にとって公私とも都合の良い部下のこと。上司の都合に自分の時間や行動を合わせる努力が必要不可欠。
「ワーク・ライフ・バランスとは本来、仕事と私生活を上手に両立させること。“すっぱり切り替えること”と誤解すると、便利な存在にはなれません」(藤本氏=前出)
A役立つ存在
組織に与えられている役割を果たすため、能力を発揮してくれる社員。または、足を引っ張る社員のマイナス分を補完する仕事をしてくれる存在。上司は心情的に好きになれなくても、〈役立つ存在〉は粗末には扱わないもの。それ以上の存在になると、上司との関係が微妙になるため、さじ加減が重要になる。
B和みの存在
会社組織のギスギスした雰囲気を緩和してくれるマスコット。笑顔が絶えない人や雑談力を発揮できる人、後輩の失敗のフォローなどができる人は、悪い評価にはならない。
「えこひいきされるためには、自分からプッシュ(働きかける)することが必要不可欠。与えられた仕事を着実にこなすプル型(受け身)の社員とは違います。えこひいきとは、上司にアピールしてなんぼなのです」(藤本氏=前出)
成績や企画力を上げれば評価されるなんて幻想。
評価なんていいかげんなもの……そう開き直れたもの勝ちだ。
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