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更に解雇へ(ルネサス)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4707226.html
2014年07月10日 NEVADAブログ
この2年間で既に一万人以上を解雇しているルネサスですが、開発・設計部門(800人)を対象に人数を決めない希望退職を募集すると発表されており、事実上開発・設計から撤退することになります。
通常の希望退職募集なら、人数を決めて募集するものですが、今回のように対象人数を決めない形のリストラは部門閉鎖を念頭に置いたリストラであり、希望退職に応じなく、残ったものは千代田区の本社等から群馬県や小平市に転勤となるはずであり、群馬県となれば都内からとても通勤など出来るものではありません。
(バブルの頃は新幹線通勤が流行りましたが、リストラする会社が新幹線通勤費として10万円以上を支給するでしょうか?)
ソニーもそうですが、日本のハイテク産業で力を出してきたサラリーマンの居場所がなくなりつつあるのが今の日本の姿なのです。
また働く者が集まらなくて倒産する企業も出てきていますが(共同通信)、店舗を閉鎖したり、事業を海外にもっていき、日本事業を縮小する企業も増えてきており、気がつけば日本人の働く場所が消えていたとなるかも知れません。
今はとにかく外食産業・建設企業は人を集めるとなっていますが、人数だけ集めましても、スキルがなければまともに現場は回らなく、いずれは解雇することになります。
ハイテク産業、すなわち、頭脳部門が縮小する日本で果たして末端経済はもつでしょうか?
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