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高給取りが過去最高/(C)日刊ゲンダイ
キヤノンにユニクロは? 本当の「高額役員報酬」トップ30
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151712
2014年7月9日 日刊ゲンダイ
1億円を超える高額報酬を手にした経営者の人数が過去最高を更新した。東京商工リサーチによると189社で359人(6月30日時点)に上ったことが、週刊誌を賑わせている。トップは電子部品を手掛けるキョウデンの橋本浩最高顧問で12億9200万円。2位はカシオ計算機の樫尾和雄社長(12億3300万円)だった。
「ただ、いま話題になっているのは、あくまで3月決算の会社です。それ以外の会社は対象外。でも、高額報酬者はほかの決算期にも大勢います」(株式評論家の倉多慎之助氏)
そこで、13年8月期や同12月期などを含む、本当の高額報酬者ランキングを調べてみた。キヤノンの御手洗冨士夫社長は、11億500万円で堂々3位にランクイン。自動車電装品で知られるユーシンの田邊耕二社長や、ドラッグストアを展開するウエルシアHDの鈴木孝之元会長もトップ30入りしている。
ファーストリテイリングの柳井正社長や、ベネッセHDのトップに転身した原田泳幸日本マクドナルド元会長など有名経営者も高額報酬組だ(別表参照)。
■孫社長は株配当で92億円
「ローソンからサントリーHD社長になる新浪剛史氏は1億9500万円の報酬でしたが、ローソンは2月決算なので3月決算の高額報酬リストには登場しません。セブン&アイHDの鈴木敏文会長も1億9300万円ながら、同様の理由で話題になることが少ない」(市場関係者)
ソフトバンク(3月決算)の孫正義社長は1億3000万円と控えめだが、「孫社長は株の配当金が年間92億4800万円ある。ベラボーな役員報酬は必要ない」(証券アナリスト)らしい。「10億円に届くか」で毎年騒がれる日産ゴーン社長は、実は日産株の配当金を約9300万円受け取っている。役員報酬と合わせると10億円超えだ。
サラリーマンの平均年収は97年度の467万円をピークにほぼ一本調子で減り続け、12年度は408万円まで下がった。
フランスはかつて政府系企業に対し、経営トップの報酬を最低賃金の20倍以内と定めたことがある。安倍政権もただやみくもに賃金アップを企業に要請するのではなく、賃金格差を狭め、サラリーマンが納得できるような政策を打ち出すべきだ。
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