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猶予が与えられた?アルゼンチン
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4702907.html
2014年07月02日 NEVADAブログ
アルゼンチンが5億3900万ドル(550億円)分の国債利払いを実行しなかったことを受けて、格付け会社は
一斉に「選択的デフォルト(SD)」に格下げすると警告を出しています。
この警告の理由は、30日以内にも払わない確率が50%あるとのことですが、そもそも暴落したアルゼンチン国債を買い集め、当初決められた利息を払えという「ハイエナファンド」とは会わない、払わないと言ってきていましたので、30日以内に払われる確率は限りなくゼロに近いと言えます。
今、妥協できるとすれば、元本を90%カットした上に、残りの10%の元本と利息としてアルゼンチン通貨で2%程を払うという事になるかも知れませんが、そうなれば、6%以上の金利を払って買い集めた分が丸損となり、
ファンドが破たんします。
どちらも丸く収まる方法はありませんが、格付け会社が脅し(格下げ)をかけても、アルゼンチンは馬耳東風となっており、この「チキンレース」は果たしてどちらが勝つでしょうか?
今回、デフォルトしましても、アルゼンチンは”タンゴを踊り続ける”はずです。
何故なら、ロシアが控えているからです。
ロシアがアルゼンチンの後ろ盾になって、必要な資金を手当てするのではないかと見られているのです。
ロシア情報筋の話では、ロシアはアルゼンチンの穀物を「全量」買取り、それを中国をはじめ、ロシア圏諸国に分配することを考えているとしており、アルゼンチンはその売却代金でロシア産天然ガスや石油を格安の価格で購入するとなれば、ロシアもアルゼンチンもメリットはあります。
ただ、ここで問題が起こるのは、【アルゼンチン産穀物】が世界市場から「消滅」することです。
ロシアとアルゼンチンが「物々交換」を行えば、これは世界の今後の貿易のあり方となります。
お金という決済手段を使うのではなく、『物々交換』で決済するという流れがロシアを中心に起これば、これは以前のワールドレポートで指摘しておいたことになりますが、世界の動きが劇的に変わります。
日本は世界に与えるものがないために、世界中から何も入手出来ない状態に陥ることになります。
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