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忍び寄るユーロ危機
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4702238.html
2014年07月01日 NEVADAブログ
今、一般にはユーロ危機など誰も言いませんが、スイスの国際金融筋ではヨーロッパ債務危機が勃発するとの懸念が出てきています。
昨日ポルトガルの最大手の銀行であるBESの株価が16.5%暴落したのですが、その前から、ポルトガル国債が急落(利回りが急上昇)していたのです。
今やポルトガル10年債利回りが3.69%になっているのですが、6月には2.25%にまで低下していたのです。
2.25%から3.69%にまで上昇しているのです。
ECBがマイナス金利を導入した時が最低になり、そこからポルトガル国債が売られ始め、今や3.69%にまで上昇しているのです。
この動きはまだまだ小さいですが、スイスのプライベートバンクの一部では、資金をヨーロッパから避難させるようにとの指示を出したとも言われており、リーマンショックを引き起こしたドル不足が進むことになれば、リスクを殆ど勘案していない今の金融市場であり、一気に破たんが進むかも知れません。
国際金融市場では、アジア(香港)富裕層の資金移動、アルゼンティンのデフォルト問題、ロシア資金の地下潜伏、
中近東(イラク・シリア・イラン)による中東戦争勃発懸念、そしてポルトガル国債問題、といった極めて政治的な懸念が表面化してくるリスクを市場が過小評価しているとして、警戒を強めている専門家が多くいます。
世界中の専門家は、危機が表面化すれば、そこから動いても間に合わないとして、あらゆる情報を入手して分析を行い、その”時”の準備をしています。
ある国のエージェントは管理しているすべての預金をドル現金で引き出し、いつでも動けるようにしたと言われていますが、約100万ドルをドル現金で引き出すのに2日もかかったと言われており、緊急時には多くの引き出しが殺到しますので、とても銀行が引き出しに応じることが出来ず、銀行がデフォルトに陥ることになり兼ねません。
リスクを全く見なくなった今の金融市場にすでに異変が生じており、これがいつ暴走するか。
香港・中国からは、『現物資産を用意しておいて欲しい』との依頼が来ており、早急に内容を詰めますが、とても今の在庫では間に合いません。
危機が起こってから動いても現物資産はどこにもありません。
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