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個人投資家が相場に立ち向かっても踏みつぶされるだけ(2)
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2014年6月29日 Darkness - ダークネス
資本主義で生きている限り、どうしても「金」にまつわる話から逃れられない。金は人生のあらゆるところでついて回る。
金は「ほどほど」にあればいいというが、その「ほどほど」でさえも、手を打たなければ握りしめた砂のようにこぼれ落ちていく。
何も持たざる者が握りしめる金は、とてもこぼれやすい。
日本はバブル崩壊からずっとデフレ基調が続いてきたが、資本主義の社会ではデフレが永遠に続くというのは基本的にあり得ない。どんなにデフレが続くように見えても、どこかで必ずインフレに転じる瞬間がある。
貨幣経済の中では、どこの国でもいつの時代でも通貨は無駄に供給されてインフレを誘発する。その構造は現在でも変わらないのだから、デフレが続く方に賭けると長い目で見ると必ず負ける。インフレが資本主義社会の基本なのだ。
インフレになるということは、当然、現金を持っていると目減りするのだから、「ほどほど」に持っているだけでは必然的にじり貧になっていくのは目に見えている。
■そこは、弱肉強食のジャングルのような世界だ
そういった世の中の仕組みが分かると、資本主義でうまく生きるというのは、必然的に「投資」をすることであるというのが分かってくる。
投資には、基本的に「株式」か「不動産」の2つが基本になる。持たざる者は、どちらを選択すべきか。
持たざる者には多額の借金を抱えることになる不動産よりも、株式の方が効率が良く、相対的にリスクが少ない。流動性の高さ、換金性の容易さを考えても、株式は不動産よりも持たざる者にはメリットがある。
持たざる者にとって、小資本で資本を膨らませるのに、株式ほど好都合なものは他に見当たらないくらいだ。
だとすれば、資本主義の中でサバイバルするには、株式市場に目を向けるというのは、非常に重要なことであり、生き残る上での「必須項目」であると言える。
ただ、株式市場は、ユートピアではない。仲良しクラブではないし、弱者に配慮した平和社会でもない。そこは弱肉強食のジャングルのような世界であり、凶暴で巨大な野獣が獲物を求めて這い回っているような世界である。
その世界に入り込んで行けば、初心者だろうが、女性だろうが、高齢者だろうが、配慮など微塵もない。隙を見せれば一瞬にして食い殺される。株式市場とは、そんな殺伐とした場所でもある。
もちろん、そこで損をしたからと言っても誰も補填してくれることはない。究極の自己責任だ。自分のミスは、基本的には誰の責任にもできない。
しかし、そこに乗り出さないと、結局資本主義の中で、じわじわと持っている金さえも奪われていく。株式市場に乗り込むにも、「乗り込み方」が重要であることが分かる。
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