http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/737.html
Tweet |
交付金27億円は…DIO美人社長は「復興」を悪用したのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151402
2014年6月28日 日刊ゲンダイ
本門のり子社長(DIOジャパン公式HPから)
「DIOジャパン」の美人社長、本門のり子氏(50)が世間を騒がせている。DIO社は大手コールセンター運営会社である。D=どこでも、I=いつでも、O=お電話くださいのDIO社は11年の東日本大震災後、被災地の岩手、宮城、福島3県に、国の交付金、要するに税金を使ってコールセンターを11カ所設立した。
ところが、そのコールセンターを閉鎖しようとしたり、従業員を雇い止めしたり、給料の未払いが発覚。厚労省も実態調査に乗り出している。
「被災地にコールセンターを設立するということで、DIO社は交付金を受け取っていた。自治体は被災者の働く場所が増えると喜んでいました。ところが、期待を裏切る形でコールセンターを次々に閉鎖しようとしているのです」(霞が関関係者)
昨年度までに受け取った交付金は計約27億円。復興をネタにした「巨額サギ!?」と報じる週刊誌まである。
■閉鎖、解雇、未払い
「DIO社は本門氏が大株主のオーナー企業で、98年に創業。11年3月期の売り上げは約4億円で、赤字決算でしたが、昨年同期は10億円超えの黒字です。利益伸長率が前年比2000%超と、震災後から急成長を遂げた。うがった見方をされるわけです」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
ちなみに福島の「いわきコールセンター」は、DIO社がいわき市から1年間の業務委託を受けて200人を採用したものの、先月までに45人に減った。同社の「最大限の努力を継続している」というコメントもむなしく響くが、一連の騒動は、本門氏の“性格”が引き起こしたという指摘もある。
本門氏は鹿児島生まれで、もともと卓球選手。宮崎県立都城商業高卒業後、85年には全日本社会人卓球選手権大会で優勝の実績も。実業団初の女性監督とか、愛媛県の女子国体監督なんかもやっていた。それもあって、DIO社は昨年、北京、ロンドン五輪の卓球日本代表の水谷準とスポンサー契約を結んでいる。
「本門さんはスポーツ選手から実業家に転身しただけあって、負けず嫌いで上昇志向が強い。元宮崎県知事の東国原英夫前衆院議員に食い込むなど、政界にもパイプを広げてきた。売り上げ100億円をブチ上げ、とにかく事業拡大に突っ走ったツケが回ってきたとみられています」(同社事情通)
経済番組、経済紙誌でちょくちょく取り上げられ、昨年は経産省の「おもてなし経営企業選」にも選ばれているが、悲惨なのは、美人社長の上昇志向に振り回された被災地の住民だろう。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。