http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/696.html
Tweet |
連続赤字で迎える「任天堂」株主総会の風圧〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140626-00010000-shincho-bus_all
Book Cafe 矢来町ぐるり 6月26日(木)7時0分配信
6月は株主総会の月。アベノミクスの恩恵で好決算を叩き出した企業にとっては、まさに“シャンシャン”で終わるだろうが、一方でそう簡単には済みそうにないところもある。ゲーム業界の雄・任天堂がそうだ。
「任天堂の2014年3月期決算は3年連続の営業赤字で、約464億円と年々赤字幅が拡大しています。経常利益は約60億円で黒字だが、これは為替差益のせいです」(経済部記者)
営業赤字の理由について、
「主力商品のWiiUが272万台と予想よりも売れず、ゲームソフトの販売数も充分に伸ばせなかった」
と言い、株主総会用の資料では、対処すべき課題として〈当社の強みを最も活かせるハード・ソフト一体型のサービスを提供してまいります〉と説明する任天堂。だが株主として総会で発言できるものなら問うてみたい。そもそも今のビジネスモデルでいいのか、と。
「WiiUもニンテンドー3DSも、ハードウエア単体は販売しても赤字になる“逆ざや商品”です。そこに利益率の高いソフトが売れることでハードの赤字を埋め、さらに利益を上げるようなモデルになっています」(任天堂)
でも、今のゲームの世界は、スマートフォンのゲームアプリが人気だったり、ソーシャルゲームでの課金ビジネスが花盛りだったり。多様化が進んでいるのだ。
「任天堂はそうした部分に背を向け、爆発的な人気を得た過去の栄光にすがっている。ソフトが1本や2本大ヒットしたとしても、それでV字回復するかは微妙では」(ゲーム誌ライター)
もちろんデジタルビジネスヘの取り組みを強化するとも言うが……株主総会は6月27日、京都にある本社の会議室で開かれる――。
SHINCHOSHA All Rights Reserved.
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。