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「結婚後も仕事を続けたい」と考える女性を対象に実施した「結婚後も仕事を続けたい理由」について聞いた結果。
働く女性の7割が「仕事と家事の両立は可能」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140624-00010003-dime-soci
@DIME 6月24日(火)8時5分配信
厚生労働省の「仕事と家庭の両立をめぐる現状」の調査によれば、女性の出産後の継続就業は依然として困難な状況にあるとしている。そして、子育て期間中の働き方の見直しや、父親も子育てができる働き方の実現を目指し様々な施策を行っている。また、この厚生労働省の調査によれば、正社員男性の58.4%、正社員女性の52.3%が「仕事と家事・子育てを両立」させたいと考えているとしながら、現実的には「仕事を続けたかったが仕事と育児の両立の難しさでやめた」(26.1%)や「解雇された、退職勧奨された」(9.0%)との声があることが明らかとなっている。
日本法規情報株式会社が行った「寿退社について感じる社内の雰囲気」についてのアンケート調査においても、「寿退社を奨励する雰囲気である。」(12%)」といった意見が聞かれ、職場の雰囲気的に「結婚後も仕事を続けられる環境ではない」と考え、やむなく寿退社を決める女性もいる可能性が明らかとなった。そして、同社は今回、女性を対象に「仕事と家事の両立」についての意識調査についてのアンケート調査を実施した。
◆「結婚後も仕事を続けたい理由」として「職場の雰囲気的に結婚後も仕事を続けやすい環境にあるから。」との回答はわずか4%という結果に
「結婚後も仕事を続けたい」と考える女性を対象に実施した「結婚後も仕事を続けたい理由」についてのアンケート調査の結果、最も多かったのが「自分で自由に使えるお金が欲しいから。」で24%だった。続いて「配偶者の収入だけでは、経済的に不安であるから。」が20%、「社会との関わりを持ち続けたいから。」が14%、「好きな仕事なのでずっと続けたいから」が11%、「家事だけではつまらないから。」が10%、「キャリアを磨きたいから。」が7%、「職場の雰囲気的に結婚後も仕事を続けやすい環境にあるから。」が4%という結果となった。経済的な理由が半数近くを占める結果となったが、「職場の雰囲気的に結婚後も仕事を続けやすい環境にあるから。」との回答が4%に過ぎず、依然として女性の出産後の継続就業について困難な雰囲気の職場が多い可能性があることが分かった。
◆「結婚後は働きたくない」と考える理由は「もともと結婚したら仕事は辞めようと思っていた」が半数近くに
「結婚後は働きたくない」と考える女性を対象に行った「結婚後に働きたくない理由とは何か」についてのアンケート調査の結果、もっとも多かったのは「もともと結婚したら仕事は辞めようと思っていたから」という意見で48%だった。続いて、「家庭との両立に自信がないから」が16%、「家事に専念して家庭を大切にしたいから」が11%、「職場の雰囲気的に結婚後は働きづらい環境にあるから」が7%、「共働きしている女性が不満を言っているから」「働くのが嫌いだから」がともに6%。「女性を養うのは男性の役目と考えるから」が5%、「結婚相手を探すため仕事をしていた。その目的が達成できるから」が2%という結果となった。結婚後は仕事をしたくないという女性は、そもそも最初から「結婚後は仕事を辞めよう」と考えている傾向が高いことが分かった。
◆「仕事と家事の両立は可能である」との回答が7割に
「現在の仕事は、家事との両立が可能だと思うか」についてのアンケート調査の結果、「現在の仕事は家事との両立は可能である」との回答が69%、「現在の仕事は家事との両立は可能でない」との回答が31%という結果となった。
◆「職場で『結婚したら仕事を辞めないのか』と上司もしくは同僚等にしつこく言われたことがある人は25%
「職場で『結婚したら仕事を辞めないのか』と上司もしくは同僚等にしつこく言われ、不快に思ったことがあるか」についてのアンケート調査の結果では、「職場で『結婚したら仕事を辞めないのか』と上司もしくは同僚等にしつこく言われたことはない」との回答75%を占めるも、「職場で『結婚したら仕事を辞めないのか』と上司もしくは同僚等にしつこく言われ不快に思ったことがある」との回答も25%いる結果となった。
結婚後に退職する理由としては、このような職場の雰囲気や本人の考えだけに関わる問題ではなく、就業継続の可否にかかわらず、多くの女性が就業継続の見通しが不透明な状況で出産・育児期を迎えていることも原因に挙げられている。特にパート・アルバイト・契約社員・派遣社員などの非正規労働者には、育児休業制度はもとより産前産後休業制度も「ない」という労働者が少なくない状況がある。
このようなルールの整備はもちろん必要だが、職場ごとの独特な雰囲気によって退職するか否か判断している可能性もあるということがアンケート調査結果からは伺われる。職場の雰囲気で結婚後に退職に追い込まれるようなことがあれば、それはモラル・ハラスメント、パワー・ハラスメントといった問題に該当する可能性もあり「モラル・ハラスメント、パワー・ハラスメント」であるとすれば、それは法律問題となる可能性もある。このような場合、早目に弁護士などの専門家に相談するのが肝要だ。
■有効回答数:女性:743人
■アンケート期間:2014-05-29〜2014-06-18
DIME編集部
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