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JAL破綻の張本人 西松遙元社長がTV出演した「裏事情」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151187/1
2014年6月21日 日刊ゲンダイ
更生法申請で会見した西村社長(当時)/(C)日刊ゲンダイ
JALを一度倒産させた西松遥元社長(現・城西国際大客員教授)が4年ぶりに表舞台に登場。19日、TBSの深夜番組「ニュースの巨人」に出演し、社長就任の経緯や破綻の原因などを赤裸々に語った。
「米国のユナイテッド航空とデルタ航空、アメリカン航空も、チャプター11(日本の会社更生法に準じる法律)の適用を受けて再建した」「(2010年1月に)更生法を申請したのは、会社を残したまま再建を進めるため」
自ら社長報酬を規定の約3分の1の年収960万円にカットしたがために、「風呂釜やエアコン、車の修理を諦めた」なんてエピソードを披露。庶民派をアピールしたいのだろうが、更生法申請の張本人だ。負債総額は2兆3200億円に上り、銀行に5200億円もの債権を棒引きさせ、株式を紙クズにした。
まるで、“正義の改革者”気取り。突然のテレビ出演はJALも寝耳に水だったらしい。「番組の宣伝で初めて知りました。個人の判断で出演されたのでしょう」(広報部)というが、こんなうがった見方もある。
「JALは経営破綻によって、全社員の30%に当たる1万8000人をリストラしました。首を切られた社員が、解雇の撤回を求めて裁判を起こしています。イメージがよくない上、最近は人為ミスによる事故が続いている。会社はテレビ出演への関与を否定していますが、イメージ対策という見方も出ています」(JAL関係者)
■骨折機長にうつ病CA続出
14年3月期の連結純利益は1662億円と、数字上はどん底から脱したかに見えるが、実は会社の中身は破綻前とそれほど変わっていないという。
「安全運航がおろそかなままなのです。たとえば、台風のときは迂回するのが原則ですが、燃料をケチって台風に突っ込む航路を取ったパイロットもいます。到着空港で機体点検中に骨折したパイロットは、本来、乗務できないのに、『自宅近くの病院で治療したい』との一心で、同僚に操縦を任せ、コックピットで何もせず座ったまま引き返してきた。うつ状態で休職中のCAも多い。事故が減らないのも当然です」(前出の関係者)
西松氏はテレビ出演の理由を「(株主や債権者など迷惑をかけた人たちに)お返しするには、安全輸送を続けることしかない」と他人事のように話していた。どの口が言うか。
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