http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/574.html
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誰かや何かの利益や幸せが、絶対的な誰かや何かの不利益や不幸を生み出す資本主義社会。 オールWinはありえない世界で、金融商品の出現と、各国法の制約を一切受けない野放図な中央銀行システムが実物に対する貨幣価値の圧倒的低下をもたらしました。
遥かその損得の総額を超えた、実物は何ら変わらない総額1に対し、貨幣総計が 20にも50にも膨れ上がった結果、実体経済にまで貨幣の負の価値が連鎖して終わりのない赤字、すなわち貨幣と実体が妥当な総量で均衡するまで、大多数を含めた、市場参加者全員に不利益をばらまき続けています。
その証左が世界的な、恒常的な高い失業率や消費低迷の常態化となっていますね。
この単純なカラクリを理解できても、実物経済を大幅に凌駕する金融取引ひとつに対して法は何ら関与しようとせず、結局オール敗者の構図、出口の見えない矛盾が一層経済を狂わせています。
いくらかの需給関係の崩壊が、今や実物のあるべき価値すら破壊しているようにもみえます。
このような状況で以前のような景気循環を期待しても、実体の補完を逸脱した貨幣総額との差異がそれを許すことは理論的に無理があることに多くが気づかないでいるのではないのでしょうか。
ここまで経済が捻じ曲がってしまった以上、公会計の透明化や法の中央銀行を含めた各種金融機関への介入だけでは事の本質的解決に至るのは非常に難しいのではないでしょうか。
最早、貨幣は実物とのあるべき関係に戻るのは不可能なのではないのでしょうか?
それとも多くはそれを承知で流れに身を任せているだけなのか?
残された解決策
一つは主に、何もしない、ハイパーインフレへの道か、
一つは地球規模で起こる意図的ネガティブイベント
か、
根本的ソリューションへの端緒、コストのかからない真実暴露とその実行、
見えないものが見えるのを否定する社会から脱出しない限り何も起こらない
http://www.asyura2.com/12/bd61/msg/425.html
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