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トヨタ過去最高配当 NISAが後押し「株主に優しい会社」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151110
2014年6月19日 日刊ゲンダイ
創業家は大株主/(C)日刊ゲンダイ
トヨタ自動車は17日の株主総会で、過去最高となる配当金165円(1株当たり、年間)を決めた。
「NISA(少額投資非課税制度)が導入されたことで、これまで以上に個人投資家の売買動向が株価を左右します。個人にソッポを向かれると、株価低迷を招く恐れがある。だから配当利回りを高め、人気を集めたいのでしょう」(市場関係者)
17日終値(5822円)で利回りを算出すると2.83%。普通預金の金利(メガバンクで0.02%程度)をはるかに上回る。
最低売買単位の100株を保有していた場合、昨年の配当金は9000円だったが、今年は1万6500円にハネ上がる(税金支払い前)。実に80%以上のアップ率だ。
■章男社長は受取額7億5700万円
大株主はケタ違いの受け取り額となる。トヨタ創業家の豊田章男社長は昨年、ザッと4億1300万円の配当金を受け取ったが、今年は約7億5700万円。3億4000万円も増えるのだ。
「利回りアップは、創業一族が株式を大量保有するオーナー企業への恩恵が絶大です。もちろん個人投資家にとっても悪い話ではありません。長期保有を前提とするなら、高配当銘柄を狙うべきでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)
高配当で知られるのは武田薬品(3.81%)など製薬業界だが、調べてみると、もっと利回りのいい会社はいっぱいあった。極東証券(7.36%)や藍澤証券(6.90%)といった証券会社、パチンコ関連のダイコク電機(4.65%)、藤商事(4.05%)などだ(別表参照)。
ファーストリテイリング(0.87%)やソフトバンク(0.52%)は株価が高いせいか、ブラック企業や業績悪化組より利回りは低かった。
「悪材料によって株価が下落し、利回りが高くなるケースもあるので注意は必要ですが、今後はトヨタの2.8%より高いか低いかが投資の目安になるかもしれません」(倉多慎之助氏)
配当利回りの低い企業は、個人投資家からノーを突きつけられそうだ。
◆社名(証券コード)/配当利回り(%)
◇アールビバン(7523)/10.90
◇リソー教育(4714)/8.13
◇極東証券(8706)/7.36
◇藍澤証券(8708)/6.90
◇丸三証券(8613)/6.88
◇岩井コスモHD(8707)/5.22
◇マネックスG(8698)/4.70
◇松井証券(8628)/4.66
◇ダイコク電機(6430)/4.65
◇あおぞら銀行(8304)/4.48
◇駅探(3646)/4.35
◇フジ住宅(8860)/4.29
◇蔵王産業(9986)/4.19
◇帝国通信工業(6763)/4.07
◇藤商事(6257)/4.05
◇大塚家具(8186)/4.01
◇大和証券G本社(8601)/3.99
◇早稲田アカデミー(4718)/3.85
◇キヤノン(7751)/3.83
◇SANKYO(6417)/3.83
◇武田薬品(4502)/3.81
◇オートバックスセブン(9832)/3.80
◇東燃ゼネラル(5012)/3.72
◇三井物産(8031)/3.71
◇ダイドーリミテッド(3205)/3.70
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