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米GM2千万台超リコール…年間新車販売上回る(読売新聞)
http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/530.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 17 日 10:39:05: igsppGRN/E9PQ
 

米GM2千万台超リコール…年間新車販売上回る
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140617-OYT1T50075.html?from=ytop_main1
2014年06月17日 10時01分 読売新聞


 【ニューヨーク=越前谷知子】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、世界で新たに計約355万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

 GMが今年リコールを発表した台数は合計で2000万台を超え、米国の今年1年間の新車販売台数見通し(約1600万台)を大幅に上回った。

 GMを巡っては今年2月、死亡事故につながる欠陥を10年以上放置した疑惑が浮上し、米議会などが調査を行っている。今月18日には米下院で、メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)が出席する公聴会が予定されている。

 今回のリコールでは、セダン「ビュイック・ラクロス」など7モデルで、エンジンの始動装置に不具合が見つかった。リコールに絡む費用として2014年4〜6月期に計上する損失は、従来発表の約4億ドル(約400億円)から約7億ドルに膨らみ、今年のリコール費用の合計は約20億ドルになる。


 

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コメント
 
01. 2014年6月17日 10:59:04 : qQo4zpJqE2
アメリカ議会、トヨタ以上に賠償金取るのだろうな?

賠償金で国を運営しているアメリカだからな。


02. 2014年6月17日 15:58:06 : H8SLW0wbDI
米GM:リコール2000万台に 355万台追加、世界販売2年分超
毎日新聞 2014年06月17日 東京夕刊

 【ワシントン平地修】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、米国を中心に新たに355万4135台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。エンジンを始動する点火スイッチの不具合などが原因。小型車の欠陥を放置した問題も含め、GMが今年発表したリコールは2000万台を突破し、GMの2年分の世界販売を超す規模となった。

 今回のリコール対象のうち「シボレー・インパラ」や「キャデラックDTS」など2000〜14年モデルの7車種約336万台は点火スイッチが原因。道路のくぼみで衝撃を受けた際などにスイッチのキーが勝手に動き、パワーステアリングなどが正常に作動しない恐れがある。8件の事故と6人のけがが報告されている。

 このほか、変速機などに不具合があるとして、13〜14年モデルの「キャデラックATS」など計約19万台をリコールする。GMはリコール関連費用として4〜6月期に7億ドル(約710億円)を計上するとし、従来の4億ドルから引き上げた。

 GMは今回とは別の点火スイッチの欠陥で、2月に約260万台のリコールを公表。関連事故で13人の死亡が確認され、欠陥を10年以上放置していたことが問題となっている。

http://mainichi.jp/shimen/news/20140617dde007020016000c.html


03. 2014年6月17日 22:58:39 : I35AmxQa7c
今ほど電子化されていない時代には、こんなケッタイな欠陥などそうなかったように思うがどうだろうか。
80年代には車や一般家電は一応の完成を見ていたように思う。
以後はわざわざそれを妙に弄くりまわして(殆どは要りもしないマイクロプロセッサー制御に関連)ろくでもないものを作ってきたように感じられる。
現在我が家ではその時代の製品が現役であり、使い勝手・品質に不満はない。
であるからこの先買い換えるのが非常に不安である。何をつかまされるか分かったものではない。
こういう不安を感じない人がうらやましい。


04. 2014年6月22日 19:04:08 : eq6YIYBFHY
電子制御と言うと当方の愛好するフランスのシトロエンでも、これをサスペンション制御に導入したXMが、シトロエン歴史上、屈指の失敗作に終わったことを思い出す。シトロエンが1955年に新型車DS19に搭載して世に出した、ハイドロニューマチック油気圧式サスペンション。これを電子制御化したハイドラクティブを1989年にXMに搭載して出した。ところが故障が続発し、人気は急落。1993年以降は、ほとんど売れない状態になり、巻き返しもできなかった。

当方の所有するCXは油気圧式なので、XMのような問題は起きていない。定期的な部品交換と、LHMオイルの交換は必要だが、何とか維持できています。

オーストラリアは新車の価格が高いこともあって、古い自動車を長く乗ることが普通ですが、エンジンがキャブレターの時代の自動車は、修理しながら何とか乗ることができます。しかし電子制御を採り入れた自動車は、ブラックボックス化しているために、サンデーメカニック(日曜日に整備する人)の手には負えない。

かつてエンジンの電子制御燃料噴射装置は、各自動車メーカーの最高級車しか採用されなかった。1978年で言うと、シトロエンならCX2400GTiだけでした。

これが今日、エンジンの電子制御燃料噴射装置は、最低級車種まで採用されている。日本だと、軽自動車でも全車種がそれです。排気ガス規制が年々高度化し、もはや電子制御を採用しないと、規制に合格しないからです。

電子制御燃料噴射装置は、当時の西ドイツのロバート・ボッシュ社が開発しました。20年の特許が切れるまで、同社は1国に3メーカーまでしかライセンスを許可しなかった。日本では、いすゞ、トヨタ、日産です。このため、三菱自工やマツダやホンダが採用したのは、1980年代以降です。

1968年にフランスのシトロエンDS21が、電子制御燃料噴射装置を採用した当時のカタログを、英語圏のシトロエン愛好家サイト、Citroenetから紹介します。
http://www.citroenet.org.uk/passenger-cars/michelin/ds/39.html

カタログの右上に電子回路の写真がありますが、当時はこれを「電子頭脳」と言っていました。この電子頭脳ですが、コンデンサが液漏れしたら、もう終わりです。この電子制御が、当時はエンジンの燃料噴射装置だけだったのが、今やエンジンからブレーキまで、あらゆる部分に波及している。電子回路が壊れたら、その時点で終了です。

●長くなりましたが、GM車の欠陥問題は、同社の電装品部門を担うデルファイ社の問題でもあります。1979年以降、経営危機に転落したアメリカのGMは、自社内で製造していた部品を外注に切り替えてコスト削減を行ないました。電装品部門をデルファイとして独立させ、株式を売却。利益はGMの債務削減に使われ、デルファイには利益なし。同社はコスト削減のため、アメリカ国内での製造を縮小して、新興国に移転。低規格の電子部品を使ったことが、GM車の欠陥の原因だと思います。

これは日本メーカーも対岸の火事では済みません。日本メーカーもコスト削減のため、電子部品を南朝鮮、中国大陸製に切り替えつつありますから。


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