http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/479.html
Tweet |
証券会社が損をつけ回し
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4692931.html
2014年06月14日 NEVADAブログ
投資は自己責任が当たり前になっていますが、それを証券会社自らが「破る」というあり得ない事件が発生しています。
過去に3回も監視委の勧告対象になっている【ばんせい証券】とその子会社の【ばんせい投信投資顧問】です。
投資で失敗し、2億円の損を抱えたことを受け、この損を顧客に付け替え、ばんせい証券は損を回避したと認定され、証券取引等監視委員会は金融商品取引法に基づいて行政処分するよう金融庁に勧告したと報じられているのです。
この事例は以下の図式になっています。
ファンドを組成(ばんせい証券と関東六県電気工事業厚生年金基金」(さいたま市))
↓
約2億6千万円で購入した船舶関係の債券を購入
↓
リーマンショックの影響でほぼ無価値になる
↓
この無価値の債券を一般投資家らが出資するファンドに付け替え :個人が6,000万円の損
↓
無価値の債券を関東六県電気工事業厚生年金基金の別のファンドに販売 :基金が2億円の損
↓
ばんせい証券は損を回避すると共に手数料を獲得
これが証券会社・投信顧問がおこなった犯罪です。
ただ、日本のSECはそれほど力を持っておらず、証券会社からすれば、以下のようなコメントを出すだけで
平気な顔をしています。
『早急に問題点の改善を図る』(会社のコメント)
仏の顔も3度まで、と言われますが、今回は4度目の勧告であり、調べればこれ以外にもあるかも知れません。
証券会社が損を被り、それを自らの責任で処理をするのではなく、他人に損を付け回すというあり得ない事例となっており、これがまかり通るのであれは自己責任はないことになります。
投資は自己責任であり、利益が上ればその者は利益を得、損を被ればその者が負担するという当たりまえの
常識がこの証券会社、投信顧問にないのです。
今の日本の社会は、このような非常識がまかり通ると程、甘い社会ではなく、特に今の安倍政権は厳格な対応をしています。
今後、損失補てん強要事件として刑事事件に発展する事案も出てくるでしょうが、このような刑事事件が起こり、投資市場が浄化されるのかも知れません。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。