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大手だからと信用できない! 「欠陥マンション」の対処法
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/150891
2014年6月11日 日刊ゲンダイ
写真はイメージです/(C)日刊ゲンダイ
素人が見分けるのはムリ
高級マンションから相次いで「欠陥」が見つかり騒ぎになっている。
2003年に住友不動産が販売した11階建てマンション「パークスクエア三ツ沢公園」(横浜市西区)が傾いていたことが判明。施工した熊谷組によると、「事前調査では想定できなかった支持層の落ち込みがあった」という。
最近では、今年3月に引き渡し予定だった東京・南青山「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」で、水道や空調の配管を壁や床などに通す穴である「スリーブ」の1割に当たる600カ所以上で不備が発覚。解体、建て替えが決まったばかりだ。他にも、江東区の大京ライオンズマンションで渡り廊下が崩落したり、南海電鉄の子会社が手掛ける大津京ステーションプレイスでも雨漏りなど被害報告が出ている。耐震偽装が騒がれたのは2005〜06年の話だが、こうなると、マンション購入はためらってしまう。東日本大震災後、人手不足や納期の遅れが顕著なので、ますます心配になってくる。欠陥を見抜く方法はないのか。
「工事現場での不手際は、購入時に素人が見分けることはできません。大体、不具合は横浜のマンションのように築10〜13年で発覚する。分譲マンションの場合、そのくらいの時期に大規模修繕を行うので、そこで欠陥が見つかるケースも多い」(住宅評論家・櫻井幸雄氏)という。
ただし、それでも解体、建て直しまで至るのは珍しく、多くは補修工事で対応できる。問題はそれ以上のケースだ。
「万が一の時に責任をとってもらえる会社かどうかもチェックする必要があります。南青山のマンションの場合、販売先の三菱地所は解約に手付金、迷惑料を含め3倍返しだったそうですが、普通は手付金2倍返し。横浜のマンションは築11年ですが、住友不動産だから手厚い対応がなされるはずです。財閥、鉄道、金融系など倒産の恐れの少ないディベロッパーを選ぶのをオススメします」(櫻井氏=前出)
住宅ジャーナリストの中島早苗氏は、「新築なら管理組合をしっかりつくってくれるかの確認が必要。何かあった際、修繕積立金の管理が大切だからです。中古マンションであれば修繕積立金がいくらあるか、不動産屋に確認してもらってください」とアドバイスする。
ある業界関係者は「今後も大手で欠陥マンションが相次ぐ可能性がある」というから、今はちょっと様子を見た方がいいかもしれない。
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