更に減少したＮＹ株式市場売買高
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4691279.html
2014年06月11日　NEVADAブログ

ニューヨーク株式市場は引けにかけて一気に買い上げられ（２ドル上昇ですが）、高値を更新していますが、
出来高は更に減少しています。

昨夜　６４，５５６，０００株
平均　８７，０２１，０００株

株価は上昇しながら出来高が漸減するという、相場的には極めて不安定な状況になっており、この薄商い下で突発的な事象が発生すれば、どうなるでしょうか？

買い手がいなくなっている今の高値相場であり、一旦崩れれば恐ろしい事態になるかも知れません。

今は金融緩和相場で株価は上昇していますが、ユーロ国内でマイナス金利が導入されてから、金利が一層低下してきており、これは想定通りですが、問題はユーロ安にならないことです。
本来ならユーロ安になり、輸出採算が好転し、経済が活性する、となりますが、実際にはユーロは値下がりしておらず、ユーロ各国からすれば「話が違う」となってきています。

更に、ここにきまして、ヨーロッパは（長期デフレの）日本の二の舞になりかねないという指摘も出てきており、マイナス金利という毒を飲んだＥＣＢ・ヨーロッパは、その毒が体内に回り、次第にマヒをする状況に陥りかけています。

延命を続けてきたヨーロッパですが、毒が体内に入り蓄積され続ければ、後は死を待つしかありません。

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