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正社員をクビにしやすい社会になったら、儲かる男がいる(Darkness)
http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/412.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 10 日 17:20:15: igsppGRN/E9PQ
 

竹中平蔵は、日本のために正社員をクビにしやすいようにしろと叫ぶ。
http://www.bllackz.com/2014/06/blog-post_10.html
2014年6月10日 Darkness - ダークネス


テレビに出ている人や、新聞に載っている他人の意見を信用してはいけない大きな理由は、その人の意見は個人的な利得が裏に隠されているからである。

分かりやすく言うと、何かを発言することによって、その人自身が「儲かる」ようにできている。

たとえば、小泉政権で経済財政政策担当大臣と金融担当大臣をしていた竹中平蔵という男がいる。現在は慶應義塾大学という肩書きである。

竹中平蔵は、非常に強い調子で「企業は正社員をたくさん抱えるということが非常に大きな財務リスク」なので、正社員は解雇されやすい環境にすべきだと主張する。

もっとも、「正社員をクビにしやすい環境にしろ」と言う言い方をしたら袋叩きに遭うのは分かりきっているので、そんなあからさまな言い方をしない。竹中平蔵はこのように言う。

「衰退産業から成長産業への労働力の流動化を促すべきだ」

そうすることによって、日本はさらなる成長をつかむことができると彼は主張している。


■日本のことを真剣に考えて言っているのか?

竹中平蔵は経済学者だが、日本のことを真剣に考えて、そう提言してくれているのだろうか。

彼が「衰退産業から成長産業への労働力の流動化を促すべきだ」と発言したら、私たちはそうすべきかどうかということに焦点を合わせて考える。

竹中平蔵が、「なぜ」そのような提言をしているのかということをあまり考えない。経済学者としての長年の研究の結果、そのような結論に辿り着いたのだと思うはずだ。

しかし、彼が人材派遣会社「パソナグループ」の取締役会長という立場でいることを考えると、なぜ竹中平蔵が「労働力の流動化」を力説するのか、その背景が見えてくる。

労働力の流動化とは、すなわち社員を解雇させることである。解雇された労働者は次の仕事を見付けなければならないが、そのために派遣会社を利用する。

その派遣会社の大手が竹中平蔵が支配している「パソナグループ」だ。とすれば、どういうことなのか。

・労働力が流動化すると、派遣会社が得する。
・竹中平蔵は派遣会社の取締役会長である。
・労働力が流動化すると、竹中平蔵が得する。

竹中平蔵は学者として「日本のために、労働力の流動化を促すべき」と言っているのではない。明らかに派遣会社の取締役会長の立場で、「自分が儲かるために、労働力の流動化を促すべき」と言っている。

自分の金がかかっているのだから、その発言には熱がこもるのは当然だ。


■正社員を簡単にクビにできれば喜ぶ業界

為政者がテレビで一方的な主張をするとき、大抵はそれを主張をすることによって「彼自身が儲かる」仕組みが裏にある。

電力会社に金をもらっている人は電力会社の都合が良い発言をするし、韓国ロビーから金をもらっている人は韓国に都合の良い発言をする。人材派遣会社の人間が、労働力の流動化をバラ色に語るのも同様だ。

正社員制度をバラして労働力が流動化すると、自分の懐が潤うのだから、臆面もなくそれを主張する。

正社員を簡単にクビにできない法律があって、それが自分たちのビジネスの邪魔になっているのであれば、「規制を緩和しろ」と彼らは叫ぶ。

人材派遣会社の取締役会長が「規制を緩和しなければならない」というのは当然だ。

表向きには、もちろん「日本企業の成長力促進のため」とか「日本の成長のため」という美辞麗句が続く。

自分たちが儲かるからなどとは、口が裂けても言わない。そんなことを言ったら袋叩きにされるので、「日本のため」と取り繕うのである。

自分が儲かる方向に向かって発言することを「ポジション・トーク」という。

竹中平蔵はまさにこのポジション・トークを平然とやってのける男である。しかし、私たちが理解しなければならないのは、多くの事業家・政治家・投資家は、すべてポジション・トークで動いていることだ。

誰がテレビに出て自分が損するようなことを言うだろうか。誠実な人は中立な意見を心がけるだろうが、そんな人格者はそもそも最初からテレビに出ない。


■誰もが、自分が儲かるために発言している

テレビで誰かが何かを主張していたら、言うまでもなくその裏には自分自身に対する利益誘導がある。

自分が儲かるために発言しているのであって、そんなポジション・トークを私たちが聞いたり信じたりしても、私たちは1円も得しない。

発言している人はそれで得するかもしれないが、それを信じ込まされている人は単なる「カモ」である。

これを「ひどい」と批判することもできる。しかし、誰でも意識的にも無意識的にもポジション・トークになってしまうのは明らかだ。

だとすれば、私たちが気を付けなければならないのは、マスコミが何を言っても、それを頭から信じないという基本的な姿勢を持つことだ。

マスコミは朝から晩まで世論操作をする。

テレビを点けて、竹中平蔵のような人間が好き放題に何か主張しているのを真面目に聞いているだけで、あなたは他人に誘導され、利用されていくのである。

だから、テレビは見ないに越したことはないし、テレビが言っていることを信じる必要もさらさらない。

彼らはそれで儲かるのでいいが、あなたは何の見返りもないのだから、信じるメリットがない。

なぜ、竹中平蔵が儲かる意見をあなたが時間をつぶして聞かなければならないのだろう。馬鹿げている。時間の無駄とは、まさにこのことだ。


 

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コメント
 
01. 2014年6月10日 17:48:01 : Kzxj69xmKE

 平蔵は郵政民営化で米からいくら貰ったのだ? 

 で、今度はパソナからいくら貰っているのだ? 


02. 2014年6月10日 18:21:50 : nJF6kGWndY

本当にそんなに儲けているのかは疑問だが

ゴーンみたいに公開したら良いね


03. 2014年6月10日 19:24:45 : eq6YIYBFHY
奴隷商人会社を率いる平蔵は、そのうち自らの会社が検索に引っかからないように、パソナをパンナと表記するだろうな。

04. 2014年6月10日 19:40:35 : hbw5DkCChw
>>02
ゴーンは日産をよみがえらせただけでなく、販売台数も記録更新継続中。
(もっとも国内は低落中だが、次世代ハイブリッド次第ではどうなるか分からん。)

ゴーンをケケΦの時の話題にするのは、ゴーンに無礼極まりなし。


05. coldland 2014年6月10日 19:42:32 : tgwgvcL5DGEVI : sB6QuN50oo
>>02

>>本当にそんなに儲けているのかは疑問だが

小渕恵三の実兄が一般の人には手にはいらないNTTドコモの未公開株を手に入れて、600万円が70億円に化けた話は有名ですね。

小渕優子はどうやって相続したのでしょう?


06. 2014年6月10日 22:39:03 : 2QV3REi0ew
竹中の言う事はもっともだ。
大企業に限った話しではなく中小企業も財務リスクが高くなる
そもそも雇い入れる余裕がない。
その雇い入れを軽くするために派遣や契約などの社員がでてくる。
いまや派遣や契約社員は正社員と仕事の差がなくなり、学歴などの肩書以外で社員の差はない。
企業に養ってもらう時代はもう終わりかけだろう

07. S.T 2014年6月10日 23:20:18 : TNEHs1z1b5edM : pDaDpJ4QfU
>企業に養ってもらう時代はもう終わりかけだろう
ちゃうちゃう、その真逆だよ。

労働者側の絶対的収入が減ったら民間企業の商品は増々売り上げを落とすよ。
そして企業間での共食い(合併)が始まるだろうね。
それでも収入が落ちた労働者は消費を抑えるしかないからね。

で、その消費を抑えても抑えきれない物があるんだよね。
それが「水」「電気」「ガス」だろ?
これが無きゃ風呂にも入れないし料理だって出来やしない。
だから水道事業を「民間経営」したいんだろうね。
特に「水」は絶対に無くてはならないものだからね。

それと
>企業に養ってもらう時代はもう終わりかけだろう

これ、この先には
>企業が労働者の利益を搾り取り養ってもらう時代を作り出す
と言うべきかと思うけど。


08. 2014年6月11日 01:34:18 : iZMnjfAAzI
企業を牽引してきた団塊世代がリタイヤして、媚びて出世してきた次世代

(コバンザメ世代)の重役は使えないヤツ多いぞ。金だけは欲しがる。

義務は棚に上げ権利は主張するヤカラの多いこと。

終身雇用が潰しの利かない人間を多く生んだのは間違いない。

現代は、パクリで発展してきた成長期と比べて価値創造が難しくなった。

利権で縛られアイディアは潰され、労働者側も銭さえもらえばになった。

労働者問題は行き場のない核のゴミ問題と似ている。

言えるのは国家も企業もトップが馬鹿ならどうしようもないということだ。


09. 2014年6月11日 01:54:19 : TGgfYEbPRU
派遣登録しないってのもブラック撲滅には必要なんだろな・・・。

10. 2014年6月11日 07:21:40 : A4GQ7o9O02
短期では儲かったが
派遣労働者の増加により
低所得者が増加、社会的コストも増加
消費は低下傾向へ
結局、企業にはマイナス
長期的にものを見ない根無し草

11. 2014年6月11日 07:57:36 : 5y33NEKSuQ
自分の時代だけ持てばいいのよ。
経済も原発も。
それまでいい思いしまっせガハハ

12. 2014年6月11日 13:17:07 : rrhrFN6JLd
もうすぐケケ中はハローワークもパソナの下請けにしようと民営化を言い出すんでないの?

13. 2014年6月11日 14:53:20 : qQo4zpJqE2
竹中は、被差別部落出身だが、思いやりがないな〜。

国民の大半を貧民層に追いやって、アメリカ様、自分だけ裕福になろうとしてる男だ。

最近更に人相が悪くなっているだろう。
自らをも、偽って生きているのよ。

かわいそうな男よ、地獄に落ちるだろう。


14. 2014年6月11日 16:09:16 : nJF6kGWndY
>>05 600万円が70億円に化けた話は有名ですね。小渕優子はどうやって相続したのでしょう?

大して相続してないみたいだな

ま竹中の個人資産も、せいぜい、数億レベルであって、

年十億単位の収入があるグローバル富裕層どころか、国内レベルで見ても、大したことはないんじゃないか


blogs.yahoo.co.jp/aconmiya1007
内閣府特命担当大臣(少子化対策・男女共同参画)をつとめる小渕優子は、言わずと知れた故・小渕恵三首相の次女という典型的な世襲議員である。 彼女はどのようにして政治資金を相続したのだろうか。

○○年五月に急逝した小渕元首相の資金団体は「未来産業研究会」という。 TBSを辞めて父の秘書をしていた小渕優子が、同名の資金団体「未来産業研究会」の届出をしたのは、父の死から半年後の11月、同名でややこしいので以降は新・旧で記す。

<「迂回」寄附をくり返す>
○○年11月、「旧研究会」は、代表者を元首相秘書官古川俊隆に代えたその日に「解散」の届出をしている。 解散時、「旧研究会」の残高は約2億6千万円で、そのすべてを使い切っている。 そのうち、寄附支出が約1億6千万円を占めている。 寄附の内訳は、7千万円が「国際政治経済研究会」へ、残りの約9千万円が「恵友会」である。 これらは、ともに、小渕元首相の政治団体である。

小渕元首相関連の政治団体は「国際政治経済研究会」「恵友会」「恵和会」「恵山会」「平成研究会」などがある。 
資金団体は一代限りだが、政治団体は永続性があるため、いまなお存在している団体もある。

一方、01年3月に届出のあった「新研究会」の収入は約6千万円、そのうち団体からの寄附によるものが9割を占め、そのほとんどが「国際政治経済研究会」からのものだった(5千万円)。 つまり、父の小渕元首相が「旧研究会」に預けていた「遺産」は、「国際政治経済研究会」を経由して、娘の「新研究会」に相続されたのだ。 

もちろんその間、一切税金はかかっていない。 つまり、親から娘へ5千万円が非課税で相続されたのだ。 だが小渕元首相が死後、寄附した金額は約1億6千万円だったはずだ。 となると残りの約1億円はどこに行ったのだろうか。

実は、翌年も同様の相続が行われており、「新研究会」に、「国際政治経済研究会」かた2千万円、「恵友会」から5千万円が寄附されていたのだ。 要するに、「旧研究会」の解散時寄附された「国際政治経済研究会」への7千万円と「恵友会」への約9千万円は、2年かけて、それぞれ7千万円全額と、9千万円のうち5千万円が「新研究会」に寄附された計算になるのだ。 つまり、小渕優子は、政治団体を経由させて、父から1億2千万円を無税で相続したことになる。 しかし、「旧研究会」から直接、「新研究会」へ寄附しても、無税であることには変わりがない。 なぜこのような「迂回」をして寄附をするのか。 小渕事務所に聞いたところ、「お問い合わせ頂いた件関して、事実関係に間違いはありませんが、先代の『未来産業研究所』から、『国際政治経済研究会』と『恵友会』を経由して、優子代議士の『未来産業研究所』へ寄附するような形を取ったのには、特に理由はありません」という回答だった。

(略)

初当選時(○○年)の小渕優子の資産公開をみると、預貯金1200万円、他には以前つとめていた東京放送(TBS)株を千株保有するのみ。 資産からみると、ややリッチな程度のOLが選挙に出られる背後には、前述の1億2千万円の相続があるのは疑いない。 もし民間人が父親の資産を利用して政治に参画したいという志を持ったとしても、たとえば1億2千万円のうち、千百万円は相続税として消えてしまう。 他に金額には表れない後援会などの“相続”を考えれば、「立候補の自由」には、著しい不公平があるのだ。 

政治資金収支報告書の発表は、年一回、よって、小泉純一郎元首相から次男の進次郎への寄附行為はまだ確認できない。 だが、次期選挙に向けて、すでに父親からは後援会や各種団体への支援要請は済んでいる。 なぜ永田町からこのシステムを変更しようという声が聞こえないのか。


15. 2014年6月11日 17:20:06 : NWEANY8DL2
タケナカもコイズミもよい死に方はできぬだろうな。

16. 2014年6月12日 15:49:21 : wJZnV3B0jk
だから二世議員はやめられない、安倍総理もそうだが政治団体に上手く割り振って相続税逃れと言うより、列記とした脱税、親の顔は利用し全部そっくりそのまま引き継いでいる。これで正当な政治が出来る訳がない、こんな楽して議員になって胡坐をかいているだけ、根本から改革が必要です。

17. 2014年6月12日 16:40:23 : ErmsAaRNKA
たけなかへいそう−のような薄汚い野郎が慶応大学教授だなんて、高潔な福沢諭吉先生が嘆くだろう。

先生を尊敬する郷土の後輩として許せない。


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