http://www.asyura2.com/14/hasan88/msg/341.html
Tweet |
【NQNニューヨーク=横内理恵】5日の米株式相場は続伸した。ダウ工業株30種平均は前日比98ドル58セント(0.6%)高の1万6836ドル11セントと、3日ぶりに過去最高値を更新した。欧州中央銀行(ECB)による追加の金融緩和の決定や米景気の先行き期待から買いが優勢だった。
ECBはこの日開いた理事会で政策金利の引き下げに加え、民間銀行が中央銀行に預け入れる余剰資金の金利をマイナスにする政策の導入も決めた。さらにドラギ総裁は理事会後の記者会見で一段の緩和策の導入の可能性を排除しなかった。投資マネーが株式市場に流入しやすくなるとして、市場参加者が運用リスクを取りやすくなった。欧州株式相場が上昇したことも米国株の追い風だった。
6日発表の5月の米雇用統計が労働市場の一段の改善を示すとの予想が多い。米景気が回復の勢いを増すとの期待感からの買いもあった。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は12.58ポイント(0.7%)高の1940.46と、連日で最高値を更新。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同44.585ポイント(1.0%)高の4296.227と3月20日以来、約2カ月半ぶりの高値で終えた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約6億3000万株(速報)。ナスダック市場は約18億8000万株(同)。業種別S&P500種株価指数では、「資本財・サービス」や「金融」を中心に全10業種が上昇した。
18日に新製品を発表することを明らかにしたアマゾン・ドット・コムが大幅高。アナリストの投資判断引き上げが伝わったマイクロソフトも上昇した。音楽配信企業の買収を検討していると報じられたツイッターも上げた。5月の既存店売上高が前年同月比で増えた会員制卸売のコストコ・ホールセールも高い。
一方、ゼネラル・モーターズ(GM)が安い。リコール(回収・無償修理)すべき欠陥を放置してきた問題で、組織的な隠蔽はなかったとの報告書を公表したが、売りが優勢だった。ソフトバンク傘下のスプリントも安い。4日夕に同業のTモバイルUSの買収で大筋合意したと報じられたが売りが出た。Tモバイルも下落した。
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXNASB7IAA05_06062014000000
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。