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再開発にカジノ…株価上昇「山手線新駅」で儲かる13社
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150664
2014年6月3日 日刊ゲンダイ
大井競馬場も再開発?/(C)日刊ゲンダイ
山手線の駅間で最も長い品川と田町の間に、30番目の新駅ができるという。新駅の設置には、ほかの再開発計画や新路線構想が結びつく。
「1つ目は、来年スタートする『上野東京ライン』です。東北線や常磐線などと東海道線を直通運転するもの。これにより、品川車両基地に東海道線がとまるスペースが不要になるため、新駅建設に伴う再開発用地ができるのです。上野東京ラインでつながる東京駅には、丸の内の地下に“新東京駅”を造り、成田空港と結ぶプランもある。その東京駅周辺の再開発が2つ目。3つ目は、品川駅から羽田空港を結ぶ構想です」(鉄道関係者)
新駅は、そのすべてに絡む拠点となる重要な事業だ。ビッグプロジェクトで業績拡大を狙っているのは、JR東日本や大手ディベロッパーだけではない。どんな企業が関わっているのか。
「まず東鉄工業と鉄建です。どちらもJR東日本と結びつきが強く、軌道や駅舎の建設に強い。新駅に関連する芝浦の再開発では、東京都は品川車両基地に隣接する芝浦水再生センターの再構築を打ち出しています。これを担っているのが、大成建設とNTT都市開発、ヒューリックです。羽田や成田を結ぶ“都心直結線”には、京急電鉄や京成電鉄も関心が強い。東京駅の再開発で重要なポジションにいるのが、周辺の土地を持つ三菱地所です」(証券幹部)
■政治的思惑
都心と羽田を結ぶ計画がウワサされるのは、羽田空港の国際線発着枠の拡大に伴う国際線第2ターミナルの建設に加えて、都が所有する53ヘクタールもの天空橋エリアの再開発が進んでいるため。これに絡んでカジノ構想も聞こえてくる。
「羽田周辺の再開発で名前が挙がるのは、日本空港ビルデングや空港施設のほか、三菱地所がホテル建設に関係しています。カジノ法案で注目されるのが、セガサミーHDです。会長兼社長の里見治氏は、娘の披露宴の主賓に安倍首相を招待しましたからね。そのカジノ法案がまとまれば、大井競馬場の広大な土地がある東京都競馬も、セットで再開発されるかもしれません」(兜町関係者)
紹介した13社の株価が新駅構想で上昇するのは必至。品川周辺は、国際戦略総合特区に指定され、政治的な思惑も強く働く。今後の動きにも要注目だ。
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