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銀行が銀行でなくなっている日本
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4686407.html
2014年06月02日 NEVADAブログ
今、銀行は最高益を更新する等威勢のよい報道がありますが、では以下の数字はどうでしょうか?
国内総資産利ざや −0.03%
これは三菱東京UFJの数字ですが、預金を集めて融資したり国債運用しても赤字になった、ということになるのです。
それもそのはずであり、国内貸出利率は1.11%しかありません。
大企業向けではこの半分もない融資があると言われており、貸しても貸しても赤字になる融資が増えてきているのです。
即ち、銀行が金貸しでは儲けられないようになってきているのです。
では何で儲けているのでしょうか?
海外部門(40%以上)、投信を売ったり、株や国債を売却して益だして利益を出しているのです。
国内では日銀の緩和策で株が上がり、国債が上がったために保有資産を売却して利益を上げているもので、本来の金貸し業はやめた方がよい状態になっているのです。
またこのような益だしをやっていれば、一旦国債金利が上がれば、益だしどころか含み損に転じ、株も当然下がりますから売却益もなく投信も売れず、巨額な赤字に転落することになります。
そして不良債権が当然増えますから、下手しますと数兆円単位の赤字になることもあり得ます。
これはメガバンクであるが故の特殊な問題ではなく、全ての金融機関に言えることであり、日銀が国債を買い続けられなくなった時、日本の金融機関はみな、経営危機に直面するリスクに直面することになります。
金貸し業では儲けられなくなった銀行は潰れるのが当然であり、今後サバイバル戦略が金融機関でみられるはずですが、とるべき道は限られており、三菱東京でさえ、厳しい道になるはずです。
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