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政府が抱えた莫大な財政赤字のツケは、あなたが払うことになる。そうしないとデフォルトに追い込まれるのだから、全力でそうする。
政府は自らが生き延びるため、3つの政策であなたを犠牲に
http://www.bllackz.com/2014/05/blog-post_31.html
2014年5月31日 Darkness - ダークネス
政府は企業と違って何かを製造して利益を生み出しているわけではない。政府は、利益を生み出さない。つまり、そのままでは政府は何もできない。
何かするにも金がいるが、政府は金を生み出さない。金が生み出せない以上は、どこかから金を持ってこなければならない。
どこから持ってくるのか。
端的に言うと、金はもちろん、国民から「集める」のである。それしかない。では、どうやって国民から集めるのか。
1つは「税金」という名目で集める。もう1つは「国債」を発行して買わせることで金を集める。さらにもう1つは通貨を発行させることで金を集める。
政府が何も生み出さない以上、金はどこかから集める必要があって、その多くは国民から集めるしかない。
だから、政治家と官僚は結託して、何でもかんでも税金をかぶせて国民からどんどん奪っていく。政治家の仕事は、いかに国民から金を毟り取るのかという部分にある。
■国債の発行を止めれば、国はデフォルトする
本来であれば、税金で集めた金の範囲で政府はやりくりしなければならない。しかし、政治家・官僚が税金を「利権」として次々と奪い取り、無駄遣いして散財するので、あっと言う間に金は尽きてしまう。
どうするのか。国債を発行して、銀行にそれを買わせるのである。銀行は、国民の貯金を担保にしてどんどん国債を買い上げていく。
そうやって入って来た金は、また政府・官僚が使って使って使いまくる。そうすると足りなくなってしまうので、また国債を発行する。また使って足りなくなる。また発行する。また足りなくなる。
すでに日本は過去に発行した国債の利息を払うために国債を発行しているような状況になっている。
財政が赤字なので、国債を止めることができない。いわゆる赤字国債とは、このことを指す。国債の発行を止めれば、国はデフォルトに追い込まれてしまう。
借金が膨らむと、政府はその借金の重みで耐えられなくなってしまう。どうするのか。現在の日本政府がやっているのは、「もっと取れ」「もっと借りろ」というものだ。
「もっと取れ」は増税となり、「もっと借りろ」というのは国債発行になる。
増税して、赤字国債を発行して、それでも足りないので、政府は通貨を大量に発行してインフレを起こすことを検討するようになる。
インフレが起きると、通貨の価値が減少していくので、借金で首が回らない政府にとっては「良いこと」である。
■「国の借金」は1024兆9568億円になった
増税。赤字国債。インフレ政策。この3つの政策が加速しているのは、すでに日本が世界最悪の借金大国になっているからである。
2014年5月9日、財務省は国債や借入金、政府短期証券をあわせた「国の借金」は1024兆9568億円になったと発表したが、ここで止まらない。2014年の年末には、1143兆円になると言われている。
この借金は日本人の貯金を担保にしているのだから、ツケは日本人が払う。日本政府は日本人から金を借りているので、事実上、「あなた」が政府に金を貸しているのと同じなのだ。
あなたは政府に金を貸しているのだから、あなたは政府よりも立場が上であると言える。
難しい言い方だが、政府の借金は国民の資産であるので、私たちは大きな資産を持っているとも言える。
しかし、他人に金を貸して儲かるのは、その金が戻ってくるという前提があっての話だ。
貸した金が戻って来なければ全損になる。そうなると、貸した側が借りた側と一緒に共倒れする。
政府の借金は国内で消化されているので問題ないというのは、まやかしで借金のツケは誰かが払わなければならないのである。その借金のツケは誰が払うのか。
もちろん、日本国民のあなたが払うのである。
政府は日本国民の貯金を担保にして金を借りまくっているのだから、あなた以外の誰かがツケを払ってくれるわけではない。政府が金を借りまくるツケを、あなたが返さなければならない。
「政府は、利益を生み出さない」という事実をもう一度噛みしめて欲しい。利益を生み出さない組織が金を返すには、どこかから奪ってくるしかないのである。「どこか」とは、あなたの稼いだ金である。
■政府は今、あなたの財産を奪いにかかっている
政府の借金は1000兆円を超えても、「いくらでも税金を上げることができるから、何ら全然問題がない」という人もいる。
実際、私たちはどんどん税金を取られる社会になっている。政府が生き残るために、私たちの稼ぎが毟り取られている。
「いくらでも赤字国債を発行して銀行に買わせることができるから問題ない」という言い方もある。
あなたの貯金は銀行に預けてあるはずだ。銀行が赤字国債を買うというのは、あなたの貯金を担保にして買っていることになる。結局、あなたは政府に金を取られている。
政府が金を返せなくなったら、「通貨を山ほど発行してインフレを引き起こしたら返せるので問題ない」という言い方もできる。実際、政府はそうすることができる。
しかし、そうすれば、やはりあなたの貯金はインフレで目減りする。貯金額が変わらなくても、インフレが起きて目減りさせられた分は、政府に奪われた分なのである。
確かに、増税・赤字国債・インフレ政策で、日本政府は助かるかもしれない。
しかし、税金をさらに上げるのも、国債をさらに発行するのも、インフレにするのも、そのすべては「あなた」にツケを払わせるものである。
政府は今、この3つを加速させている。つまり、もう国の借金が1024兆を超えて首が絞まっているので、政府は今、あなたの財産を奪いにかかっているのである
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