01. 2014年5月26日 13:34:11
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↑が、メインシナリオだが、上振れるか、下振れるかは、潜在成長率や海外情勢次第ではあるhttp://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0E601B20140526?sp=true 需給ギャップ解消「思いのほか速い」=日銀議事要旨 2014年 05月 26日 10:46 JST 5月26日、日銀が公表した議事要旨によると、4月の金融政策決定会合で、足元の需給ギャップがゼロ%近辺に改善していることについて「思いのほか速いペース」との見解を何人かの委員が示していたことがわかった。都内の日銀本店で2012年5月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai) 1 of 1[Full Size] トップニュース ロスネフチとBP、ロシアでシェールオイル共同探査へ 日経平均3日続伸、外部環境の改善で上値追い JDI、ソニー・パナと有機EL提携で協議=関係筋 中国、全国的に「反テロ」作戦を展開=新華社 [東京 26日 ロイター] - 日銀が26日公表した議事要旨によると、4月30日の金融政策決定会合では、同日の会合で決めた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」の議論の中で、足元の需給ギャップがゼロ%近辺に改善していることについて「思いのほか速いペース」との見解を何人かの委員が示していたことがわかった。 これは少子高齢化の進展などで「供給の天井」が低くなっていることを示すとし、成長戦略の実行などで潜在成長率を引き上げていくことが重要と指摘している。 日銀試算の需給ギャップは、昨年10─12月期でマイナス0.1%とほぼ解消している。会合では、この背景について議論が行われ、何人かの委員は「思いのほか速いペース」と指摘し、労働集約的な非製造業中心に景気が回復する中、少子高齢化やリーマン・ショック後の設備投資の先送りなどで「やや長い目でみて、日本経済の供給の天井が低くなっていることを示すもの」との見解を示した。 そのうえで、これらの委員は、持続的な経済成長には「成長戦略の実行などにより、潜在成長率を引き上げていくことが重要」と指摘し、政府・民間の取り組みを促している。 <企業の価格転嫁は続く、物価上昇は持続的でない> 展望リポートでは、物価上昇率が2015年度にも目標とする2%に達し、その後も2%程度で安定的に推移するシナリオが描かれた。多くの委員が、労働市場を中心とした国内需給の改善や、予想物価上昇率の高まりを背景に物価上昇圧力が続くと主張。何人かの委員は、企業の価格転嫁は今後も続くとし、ベースアップを含めてこうした動きは「需給バランスに対する物価上昇率の感応度を高め、予想物価上昇率を高める」との見方を示した。 一方、別の委員は予想物価上昇率が2%に向かって上昇することの不確実性は高いと指摘。今後、円安の物価押し上げ効果がはく落する可能性が高い中で、労働需給タイト化などが物価をどの程度押し上げるかは「不確実」とし、予想物価上昇率も「2%に向かって収れんしていくのは難しい」と述べた。 ある委員は、供給制約に伴う賃金・物価の上昇は「持続的でない可能性がある」と表明。企業の価格転嫁についても複数の委員が「動きが広がっていくかは、国内需要の堅調さが維持されるかにかかっている」と述べている。 4月の消費税率引き上げの影響については、実質可処分所得にマイナスに作用するものの、政府による経済対策などが影響を減殺するとの見方で一致。もっとも、1人の委員は「昨年度後半頃からの消費マインドの悪化を懸念している」と言及した。 <佐藤委員、物価リスク「下方に厚い」> 会合では、展望リポートの記述について複数の委員が反対票を投じた。佐藤健裕審議委員は、物価見通しのリスクを「下方にやや厚い」などに、木内登英審議委員は先行きの物価について「おおむね現状程度の水準で安定的に推移する」などに、白井さゆり審議委員は目標とする物価2%の到達時期について「見通し期間の終盤にかけて」などに変更するよう、それぞれ提案したが、いずれも否決された。 *内容を追加して再送します。 (伊藤純夫) c Thomson Reuters 2014 All rights reserved. おすすめ記事 米マクドナルドの新マスコット、ネット上では「怖い」と不評 2014年 05月 21日 タイ軍が政治に介入しないと「かなり確信」=米国防総省高官 2014年 05月 14日 中国のポリエステル繊維メーカーが破産申請、債務不履行の可能性 2014年 04月 08日 中国輸出入が予想外のマイナス:識者はこうみる 2014年 04月 10日 http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140526-00000001-wordleaf-nb 物価が上がっているのになぜ金利低下? THE PAGE 2014/5/26 10:27 長期金利の低下傾向が顕著になっています。本来、景気が回復し物価が上昇してくれば金利も上がってくるはずなのですが、今のところは逆の動きになっています。市場では何が起こっているのでしょうか。 長期金利は昨年4月の量的緩和策の発動をきっかけに0.9%台まで上昇しましたが、その後、ある一時期を除いて下落が続いており、5月に入ると、とうとう0.6%を下回ってしまいました。 長期金利は最終的にはその国の経済成長率に収れんしてくるといわれています。量的緩和策の導入をきっかけに金利が上昇したのは、アベノミクスが効果を発揮すると市場が考えたからであり、自然な動きと考えてよいでしょう。問題はその後です。継続して金利が下がっているということは、市場は日本経済が順調に回復せず、物価が上昇しないと考えていることになります。 もっとも量的緩和策には別の側面もあります。量的緩和策では日銀が国債を大量に買い上げますから、債券価格は上昇しやすくなります。債券価格が上昇するということは、金利が低下するということですから、量的緩和策は金利を引き下げる効果もあるわけです。最終的には、これらふたつの逆方向のベクトルが相互に作用し、物価の上昇率ほどには金利が上がらないという状態が出現することになります。これは実質金利の引き下げを意味しており、量的緩和策が期待する効果のひとつです。 しかしながら、現在の状態はそれを考慮に入れても、やはり金利は低すぎると解釈した方がよいでしょう。そうなっている原因は、市場が物価上昇や景気回復に懐疑的になっているという面もありますが、世界経済の影響を大きく受けていると考えた方がより自然でしょう。 実は金利低下の傾向は日本だけではないのです。順調に景気が回復している米国でも、実は思ったほど金利が上昇していません。また欧州各国も軒並み金利の低下が見られます。現在、景気回復が順調に進んでいるのは米国だけですが、さすがに米国だけで世界経済全体を引っ張ることはできません。中国をはじめとする新興国の不調などから、全世界的に成長が鈍化すると考えられており、金利もそれに合わせて低下が進んでいるのです。 日本の場合、目先には消費増税の反動による景気の落ち込みもあり、金利が下がりやすい状況にあります。この状態がいつまで続くのか分かりませんが、しばらくは金利の低下に伴う株安、円高などが発生する可能性も考慮に入れておいた方がよいでしょう。 (The Capital Tribune Japan) 知恵袋で質問 【関連記事】 物価連動国債を個人へ解禁、物価連動国債って何? 物価が上がれば預貯金は「目減り」 どう対策する? デフレは脱却しそう、でも景気は回復しないかもって? 長期金利がじわじわ上昇、景気回復のサイン? それともインフレ? 日本経済 2014年はここに注目 消費増税後の景気どうなる 最終更新日:2014/5/26 10:27
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