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経済的な大洪水はいずれやって来るが予測せずに方舟を作れ
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2014年5月25日 Darkness - ダークネス
どのみち今の資本主義の仕組みから見ると、必ず経済的なショックが引き起こされる。
中国人はリーマン・ショック時の市場の動揺を「金融津波」と呼んだが、そういった大津波は必ずやって来て、社会を激震させることになる。
資本主義の下では好況と不況が不定期にやってきて、そのたびに株式市場は激震する。上にも下にも大きく放たれる瞬間が出てくるのである。
時には、市場が破壊されるような激震が来ることもある。
日本は1980年代に巨大なバブルがやって来て人々が巨額の借金をして株と不動産を買い漁ったが、1990年になると一転して株式市場は暴落し、日本のバブルは消え去り、2014年に入っても未だバブル期の水準を超えることができていない。
1985年に株式を全力を買って、1989年にすべて売れば、バブルのおいしいところだけを取れたが、そんな芸当ができた人はほとんどいない。
いつ、バブルが弾けるのかなど誰にも分からなかったから、みんな巻き込まれて転がり落ちていったのである。
■株式市場の暴騰と暴落は、不定期に繰り返している
資本主義社会は、周期的に株式市場の大崩壊がやって来ている。少し歴史を振り返って主なものをピックアップしたら、感慨深いものがあるはずだ。
1927年 昭和金融恐慌
1929年 世界恐慌
1953年 スターリンショック
1963年 ケネディー・ショック
1971年 ニクソンショック
1987年 ブラックマンデー
1990年 日本バブル崩壊
1995年 阪神大震災バブル崩壊
1997年 山一証券破綻・金融不安
1997年 7月。アジア通貨危機
1998年 ロシア・デフォルト危機
2000年 ITバブル崩壊
2001年 同時多発テロ
2008年 リーマンショック
2010年 ギリシャ・ショック
2011年 東日本大震災
本当に主なものだけでもこれだけある。こう見ると、数年ごとにショックがやって来ているように見える。しかし、そこから法則性を見出してはならない。
株式市場の暴騰と暴落は、定期で繰り返しているのではない。不定期に繰り返している。
不定期だから、次にいつ暴落が来るのかということは誰にも分からない。周期に法則性はないし、それを予測するのは意味がない。
注視しなければならないのは、別のところにある。
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