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円安になれば日本株が上がる、これおかしくないか
http://blog.goo.ne.jp/akiko_019/e/2c6a5c21eade48fe4efa62c4d97ba680
2014-05-21 00:07:41 ひょう吉の疑問
多くの国では自国通貨が高くなれば、それはその国が評価されたということだから、株価も上がる。
しかし日本だけは逆で、円が高くなれば、日本株は下がる。
我々日本人はそのことに慣れてしまって、特段不思議に思わないが、よく考えてみれば不思議なことである。
日本株式市場のメインプレーヤーである外人投資家たちは、日本株を買う場合、円を買ってその買った円で日本株を買う。
円を買い、日本株を買うのだから、円高・日本株高になるはずだが、そうならない。
日本株が下がった場合、信用取引で日本株を買った外人投資家たちは、株が下がったことによる追証の発生を防ぐため、円を買ってこれを信用取引の証拠金に充てるため、円が高くなる、
などというバカげた説明を見ることがある。
そんなことぐらいで何兆円もの取引がある円相場が動かせるはずがない。
または、外人投資家が日本株を買う場合、為替のリスクヘッジのために、円の売りポジションをとるから株価と円は反比例する、
という説明もある。
これはリスクヘッジどころか、ダブルの利益になるはずなのだ。
良く言われるのは日本は輸出立国だから、円安になれば輸出企業が輸出しやすくなるから、株が買われ、株高になるというものだ。
しかし今の日本は輸出よりも輸入が多い貿易赤字国だ。
日本にとって円安のメリットはそれほど大きくない。
円安・株高という言葉が、一種の条件反射のようになって、円安になれば株が上がるということが続いているが、それは日本の常識が世界の非常識であるということである。
しかもなぜそうなるかという理由を誰も説明しなくなっている。
私には、外国のヘッジファンド勢が示し合わせて、信用取引を使って、日本株の買いポジションと円の売りポジションを同時に取っているだけとしか思えない。
円安・株高という構図は経済実態を反映したものではなく、たんに外人投資家たちの投資行動パターンによるものである。いずれ崩れる可能性がある。
円安のメリットは今の日本にとってそれほど大きくはない。
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