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ニューヨークダウの金曜日お化粧買い
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4677661.html
2014年05月17日 NEVADAブログ
ニューヨークダウも金曜日のお化粧買いが入り、44ドル余り上昇して引けていました。
午後2時半までは16,400ドル程で安いレンジで動いていましたが、2時半からスルスルと上昇していき、16,500ドルまで買い上げられ、終わりは44ドル余り上昇ので終わっていたのです。
日本は買い上げがありましたが、200円余り下落となりましたが、ニューヨークダウはプラスで終わらせていたもので、日米の勢い・力の違いが見えます。
それでも2日間大きく売られた割には反発する力は弱く、今後反発力が弱いとして再度売られる展開になるかも
知れません。
日本は14,000円台の攻防となるでしょうが、【ソフトバンク】株が崩れてきており、この下落は日経平均に影響が大きく、今後、【ソフトバンク】株が年初来安値を更新して下落を続けていくのかどうかに日経平均14,000円台はかかっていると言えます。
ソフトバンク・ファーストリテイリング・アドバンテスト・東京エレクトロン・ソニーが日経平均の動きに大きな影響力を与えますが、この中で【ソニー】は決算予想段階で赤字になっており、この面からは買い上げる投資家はおらず、反対に年金資金等は売る選択を取ることになります。
何故なら、今後、ジャンク債以下に格下げされるリスクがあるからです。
その場合は、選択的デフォルトという扱になるでしょうが、財務制限条項に抵触して一斉に借金を返せとなれば、今の段階で借金を返済したら債務超過になっているとみられているからです。
この格下げを避けるには、収益源を売却して資金をねん出するしかありませんが、同時に10万人のリストラをしなくはいけなく、このリストラ費用は年収が高い社員が多いために、半端な金額では済みません。
一人平均800万円の年収としますと、2年分を払って辞めてもらうとすれば一人あたり1600万円が必要になり、
一人1600万円、10人で1億6000万人、100人で16億円、1000人で160億円、1万人で1600億円、10万人で1兆6000億円ものリストラ費用、しかも「現ナマ」が必要となります。
今、ソニーが事業売却できる部門で利益があがっており、かつまとまったお金が入るところは【ソニー生命】だと言えますがそれでも1兆円にはいきません。
ゲーム機部門を売却しても数千億円程度でしょうし、残りは映像部門となりますが、これを売ればソニーは「消滅」してしまいます。
ソニーは売るべき資産を過去に売却してきており、今、止血のためにアメリカのソニーストアーをどんどん閉鎖しており、増えるアップルストアーとは見事な対比となっていますが、収益源がなくなってきているソニーは、動けなくなった「恐竜」みたいなものであり、寒冷化を前に死を待つしかない状況になりつつあると言えます。
市場がまたソニーショックを受ける日が来るかも知れませんが、【ソフトバンク】も、史上最高利益となっていますが、借金が異常に膨らんでおり、買収したアメリカ企業が赤字を垂れ流す状況が続いたり、金利が跳ね上がったりすれば、借入金利が急上昇し、【ソフトバンク】は一気に経営危機に陥ることになります。
【ソフトバンク】もまた「恐竜」のように巨大化してきており、その巨大化した原資は借金ですから、非常に脆い基盤の上にたっていると言えるのです。
勿論、孫社長であり、このような状況は想定内でしょうから、何とか切り抜けるでしょうが、今までの日本市場相手ではなく、世界市場相手になるわけであり今までのような手腕が通じるかどうか。
日経平均は【ソニー】・【ソフトバンク】株が崩れれば1万円まで暴落しても何ら不思議ではありませんが、今、この2銘柄が売られ始めているのは機関投資家が先行きに危機感を抱いているからとすれば事態は深刻となります。
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