http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/731.html
Tweet |
ソニー平井社長に社員ア然…大赤字でもトップ人事手つかず
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150220
2014年5月16日 日刊ゲンダイ
「期待はずれだった」の声も(平井社長)/(C)日刊ゲンダイ
みんなが“決断”を待っている
ソニーの大赤字決算を受け、社内外で「平井一夫社長(53)はなぜ責任を取らないんだ」という怒りが渦巻いている。
14日発表したソニーの14年3月期は、売上高こそ前年を上回ったものの、本業の儲けを示す営業利益は264億円で前年比88%減だった。純利益は1283億円の赤字とボロボロだ。
平井氏が社長に就任したのは約2年前の12年4月。当初から、中核ビジネスの「エレクトロニクス事業を黒字転換させる」と言い続けているが、14年3月期も赤字だった。
「エレキは3期連続で赤字です。公約を守れないのだから、退陣論が浮上して当然でしょう。ライバルのパナソニックやシャープが回復基調なので、平井社長の無能さがいっそう目立ちます」(経済ジャーナリストの真保紀一郎氏)
それでも平井社長は居座るつもりだという。大株主の米サードポイントの意向を受け入れてテレビ事業を分社化し、パソコン事業を売却したことで、6月の株主総会を乗り切れると判断しているのだ。
「平井社長への不満は業績面だけではありません。社員にはつらいリストラを強いているのに、経営陣のリストラに手をつけようとしない。最悪なのはソニー迷走に拍車をかけたハワード・ストリンガー前CEOの息のかかったソニー・アメリカのプレジデントを辞めさせないことです」(株式評論家の倉多慎之助氏)
ストリンガー氏は12年4月にCEOを辞任し、13年6月には取締役会議長も辞め、ソニーから全面的に引退。ところが、ストリンガー氏の右腕として知られた女性経営者、セリグマン氏は米国本社に君臨。ストリンガー氏の実弟も米コロムビア・レコードの会長にとどまったままなのだ。
「こうした人物を切れないところに平井社長の限界がある。かつて出井伸之元社長は、社長就任直後に本社の指示に従わない米国本社のトップを事実上解任し、社内の信頼を勝ち取った。平井社長は“前政権の亡霊”を追い出すことができない。社員は呆れていると思います」(真保紀一郎氏)
ソニー復活は、平井社長の“決断”にかかっている。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。