http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/665.html
Tweet |
消費者庁改善指導も 増税後ドサクサ「価格偽装」を見破るコツ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/150130
2014年5月13日 日刊ゲンダイ
信じられるのは自分だけ/(C)日刊ゲンダイ
4月からの増税で節約生活を強いられる庶民には許せない話だ。「架空のメーカー希望小売価格」などと比較し値下げを偽装した業者に対し、消費者庁が改善指導をしていたことが分かった。「景品表示法に違反する恐れがある」と指摘された事例は、2013年11月までの1年間で86件に上るという。もっとも、これは氷山の一角。価格競争が激化すればするほど、怪しい価格表示は増えていく。だまされて損したくない消費者は、いったいどうすればいいのか。専門家に聞いた。
■スーパー
増税後は、本体価格と税込み価格の表示がバラバラになり、より比較が難しくなった。他店より値段が安いと思っても、よく見るとグラム数が違うなんてことはよくある。
「あらかじめその日に必要な商品を書き出し、チラシ検索サイトで店ごとの価格を比較するといいでしょう」(経済ジャーナリストの荻原博子氏)
■家電
消費者庁の調査によると、競合店の平均価格を表示し、そこから値引きするとうたっていた量販店が、もととなる平均価格を高く設定していた。
「他店に行って本当にその価格か比較し、より安い製品を選びましょう。ただ、家電製品は値崩れが早いため、1シーズン待てば、半値で買える。緊急でなければ購入時期を遅らせるのが手です」(荻原氏)
■携帯電話
店頭チラシ比較で、自社が最も安いように表示してあっても信用できない。
「割引サービス分を考慮しない表示の可能性があり、サービス分を計算すれば他社の方が安かったりします。必ず違う店に行って見比べることです」(消費者問題研究所の垣田達哉代表)
■スポーツジム
「入会金無料」「会員価格」といった文言で誘っていても、もともと入会金を徴収していなかったり、誰でも会員になれたりするケースがあるという。
「競合他社の条件と見比べ、『入会金無料』は普通なのか。無料会員なのに『会員価格』を主張していないのか、HPでチェックしましょう。理由もなしに競合他社より安いことは考えられない。設備などでサービスが欠けている可能性があるので、入会前に確認が必要です」(垣田氏)
■マンション
架空の旧価格と新価格を比較し、値下げをアピールする手口が報告されている。
「旧価格の真偽を調べるよりも、まずは相場を調べることです。同じ立地で1平方メートル当たりいくらか。近隣のマンションと比較しても、設備や大きさが違うので参考になりません。地元不動産などに聞いて、本当に割安なのかを計算しましょう」(荻原氏)
もちろん本当に安ければその理由もおさえること。不動産屋に掘り出し物はない。
信じられるのは、自分だけである。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。