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焦点:経常黒字の大幅減少が示す供給力の減退、数年内に赤字転落の声も  ロイター
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/649.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 5 月 12 日 13:59:44: mY9T/8MdR98ug
 

[東京 12日 ロイター] - 2013年度の経常黒字が過去最少の7899億円にとどまったことは、足元で起きている大きな構造変化の現実を示した可能性がある。それは国内における供給力の減退だ。

この先、景気拡大が目立つ局面では貿易赤字が拡大し、海外投資からの所得還流も伸び悩み傾向が定着すれば、数年内に経常赤字に転落するリスクを指摘する声も浮上している。このことは、日本の長期金利の先行きにも暗い影を投げかけている。


<早くも訪れた成長の限界、稼ぐ力が老化>

「このままでは数年以内にも、わが国の経常収支が構造的な赤字フェーズに入る可能性がある」──。 日本総研調査部長の山田久氏は、日本経済の構造変化に着目する。その結果として、予想外に早く日本経済が経常赤字体質に転落するリスクに注目するべきだとの声がエコノミストを中心に急速に広がってきた。

こうした認識が広がったきっかけは、皮肉にも2013年度に景気が急速に拡大したことだった。

アベノミクス効果もあって消費や公共投資を中心に景気が拡大し、企業活動も活発化。その結果、成長率は高まったにもかかわらず、その需要を国内で賄いきれず、多くを輸入に頼った。

その反射的な効果や円安も加わって、国際収支統計上の輸入額は80兆円に膨らみ、統計開始以来最大となった。しかし、輸出は69兆円にとどまり、ピークだった07年度から15%減少している。

そこで頼みの綱とされているのが、海外投資からの所得還流を示す所得収支の黒字だ。毎年確実に増え続け、年間10兆円以上をたたき出しているが、ここ数年伸び悩みが目立つ。13年度は円安が40%進行したが、前年比13%の増加にとどまっている。

第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生氏は「経済成長率は上昇したが、潜在成長率は必ずしも上昇しなかった可能性がある」と分析する。そのことが、思いのほか早く需給ギャップを縮小させ、対外収支を赤字化させたとみている。つまり経済が「老化」して潜在成長率の上昇が鈍くなったともいえる。


<国内生産能力は低下続く>  

こうした成長の限界は、企業が生産能力を落としてきたことが一つの背景だ。生産能力指数は2010年を100として今年2月に96まで低下している。

もう1つは労働力人口の減少だ。思いのほか早く労働需給が完全雇用に接近してしまい、3月日銀短観では製造業でさえ人手不足状態となっている。

また、足元ではアジア経済が伸び悩み、その分野で海外投資の残高が伸び悩んでいるほか、国内経済の限界を意識し、海外での再投資を念頭に海外での収益を国内に還流させない動きも出てきており、こうした点が所得収支の黒字拡大基調を妨げている。

こうした構造的な成長の限界を踏まえると、経常収支が近いうちに赤字化する可能性がゼロとは言い切れなくなっている。14年度は消費増税による輸入の伸び悩みによって、かろうじて数兆円の黒字が確保可能と見られているものの、いったん景気が回復すると、輸入が増えやすい構図が定着すると予想される。つまり国内景気が拡大すれば、経常赤字が増えやすくなる構図ができつつあるのではないか、という推論だ。

  海外景気が拡大した場合、従来であれば輸出増、所得収支増が連動して経常黒字は膨らむはずだった。しかし、現状では輸出は伸びにくく、海外金利が上昇しても所得収支の増加分は海外再投資に回り、エネルギー価格を上昇させ、わが国の輸入金額は膨らみそうだ。


<国債消化の不安定性招く懸念>

経常赤字自体は先進主要国の中で米国や英国、フランスなどで見られ、海外マネーの流入に依存すること自体は特段の問題にならない。

しかし、日本で経常赤字が常態化したとき、他国と異なるリスクがあるとすれば、あまりに巨額な財政赤字の規模と、財政再建への取り組み姿勢の印象だろう。実は先進国中で財政赤字比率(対GDP比率)が最も高い日本が、財政再建のスピード目標に関し、最もテンポが遅い。

すでに公的債務残高と家計の金融純資産(住宅ローンを除く)は、その残高が接近しており、国内での国債の消化余力は小さくなっている。

熊野氏は「国債消化は、新規国債発行額(正確には償還額を差し引く)が国内ニューマネーの増加によって、どれだけ消化できるかにかかっている。経常赤字国になれば、国内資金だけでは資金調達を賄えなくなり、民間資金需要のネット減少と海外マネーのネット流入に依存する」と解説。「この図式を脆弱だとみるスティグマ(負の烙印)が、日本の長期金利にも好ましくない影響を与える可能性がある」と指摘する。

長期金利が急激に上昇してしまう前に、経済構造と財政再建への本格的な取り組みがまったなしの状況にある。さらに遅れがちな産業構造転換を急ぐ必要があり、法人税減税による立地競争力の強化や、新規分野への投資や生産性上昇を図るための労働市場改革も必須だ。

また、アベノミクスにより円安による企業収益の拡大を実現した点はひとまず評価できるとしても、輸出強化につながりにくい構造変化や輸入コストが上昇しやすくなった弊害も勘案すべきとの声もある。「現状対比大幅な円安は、むしろ弊害が大きくなる」(山田氏)といった指摘もあり、円安政策よりも構造改革に重点を置くべき局面に変わったとも言えそうだ。

経常赤字の常態化が国債消化への脆弱性を意識させる前に、アベノミクスはここまでの改革とは質的な変化に加えて今まで以上に経済改革のスピード感を上げることが求められている。

(中川泉 編集:田巻一彦)


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DS04J20140512?sp=true  

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コメント
 
01. ダイナモ 2014年5月12日 14:07:07 : mY9T/8MdR98ug : 9EZiWH9f9w
>すでに公的債務残高と家計の金融純資産(住宅ローンを除く)は、その残高が接近しており、国内での国債の消化余力は小さくなっている。

日本銀行が無制限の国債買い入れを行なえば、国債の消化余力は無限大となる。

これで100年安心です。(by 公明党)


02. 2014年5月12日 14:11:47 : nJF6kGWndY

>>01 日本銀行が無制限の国債買い入れを行なえば、国債の消化余力は無限大

ただし、国内生産力が衰退し、歳出削減しなければ、債務も無限になり、最後はハイパーインフレとなるw


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000025-mai-bus_all

毎日新聞 5月12日(月)11時36分配信
<経常黒字>過去最少更新 貿易赤字響く 13年度速報
経常収支の推移
 財務省が12日発表した2013年度の国際収支速報によると、海外とのモノやサービス、投資の総合的な取引状況を示す経常収支の黒字額は前年度比81.3%減の7899億円だった。経常黒字は12年度の4兆2232億円を大きく下回り、比較可能な1985年度以降、2年連続で最少を更新した。円安が進んで輸入額が膨らむ一方、輸出が伸び悩み、貿易収支が過去最大の赤字になったためだ。

【円安、燃料輸入拡大】貿易赤字、最大13兆円

 経常黒字は東日本大震災発生後の11年度から3年連続で大幅減少。ピークだった07年度(24兆3376億円)の30分の1まで縮小した。貿易赤字の拡大を、海外からの配当や利子収入でなんとか補った。

 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は10兆8642億円の赤字で、赤字額は12年度から5兆6169億円拡大。赤字は3年連続だった。原発停止で、火力発電燃料の液化天然ガス(LNG)などの輸入が高止まりする中、円安で輸入価格が上昇。消費税増税前の駆け込み需要に対応する輸入も増え、輸入は前年度比19.6%増の80兆6681億円に膨らんだ。輸出は同12.2%増の69兆8039億円で3年ぶりに増加した。米国や中国向けなどが回復したが、企業が生産拠点の海外移転を進めたことなどから、輸入ほど伸びなかった。

 海外からの配当・利子収入などの第1次所得収支(従来の所得収支)は同14.0%増の16兆6596億円となり、07年度以降6年ぶりに過去最高を更新。過去の対外投資の果実が順調に増え、貿易赤字を補った。

 輸送や海外旅行に伴う資金のやり取りを示すサービス収支は3兆5779億円の赤字で、前年度より赤字額は6085億円縮小した。訪日外国人が増える一方、出国する日本人が減少し、訪日外国人が使った金額から日本人が海外で使った金額を差し引いた旅行収支の赤字が縮小した。

 同時に発表した3月の経常収支の黒字額は前年同月比90.9%減の1164億円で、黒字額は3月として過去最少だった。また、13年度下半期(13年10月〜14年3月)は2兆2911億円の赤字で、半期ベースで初めての赤字に転落した。

 経常赤字は、国内で必要な資金をまかなえない状況を示す。貿易赤字が定着する中、少子高齢化で働き手が減り、高齢者が貯蓄を取り崩すようになれば、元手になる資金が減るため、日本は中長期的に経常赤字になる可能性がある。海外から安定して資金を調達できれば問題ないが、日本政府は先進国最悪の財政赤字を抱える。返済能力を疑われれば、高金利の海外資金に頼らざるを得なくなり、景気に悪影響を及ぼす懸念もある。【小倉祥徳】

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最終更新:5月12日(月)12時58分毎日新聞

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03. ダイナモ 2014年5月12日 15:43:22 : mY9T/8MdR98ug : 9EZiWH9f9w
>>02

ジョークが通じない人はこれだから困る。

ご丁寧に解説記事までも貼り付けるとはねぇ。

この nJF6kGWndY というお人は、STAP細胞の多能性をめぐる議論で私にコテンパンに論破されたにもかかわらず、さくら(自分で他人に成りすます)コメント書き込みを使ってごまかした卑劣な奴。

nJF6kGWndY のことはこれからも覚えておくよ。


04. 2014年5月12日 17:28:38 : nJF6kGWndY

記憶の捏造とは恥ずかしいやつw

05. taked4700 2014年5月12日 17:55:59 : 9XFNe/BiX575U : mAH1ExaWZA
>>02

>国内生産力が衰退し、歳出削減しなければ、債務も無限になり、最後はハイパーインフレとなる

これは当然です。当面、米国債があるので、そう簡単には極端な円安にならないと思いますが、多分、今のアメリカの作戦は米国債を極端に巨額にし、日本が100兆円ぐらいを売りに出してもあまり米国債市場に影響がないようにすることのはず。

米国債の発行高が増え続けていて、それが巨額になる前に、日本の産業の構造転換をする必要があります。少なくともエネルギー自立をしないと、とんでもないことになってしまいます。


06. 2014年5月12日 18:35:09 : 1geRdsjJSg
供給力ではない。明らかに需要だ。世界的に需要が減退しているのだ。

07. 2014年5月12日 19:40:34 : TGZjS8iB2r
>「このままでは数年以内にも、わが国の経常収支が構造的な赤字フェーズに入る可能性がある」──。 日本総研調査部長の山田久氏は、日本経済の構造変化に着目する。

今以上の円高が定着しなければそうはならないし、この先さらに円高是正が進めば輸入の抑制と輸出増、所得収支の増加を通じて経常収支は徐々に回復するだろう。


>第一生命経済研究所・首席エコノミスト・熊野英生氏は「経済成長率は上昇したが、潜在成長率は必ずしも上昇しなかった可能性がある」と分析する

生産年齢人口が減少し、生産性の高い製造業から生産性の低いサービス業への労働者の移動が起きているのだから当然そうなる。だから今こそ製造業を復活させてこの流れを逆転させなければならない。


08. taked4700 2014年5月12日 20:03:38 : 9XFNe/BiX575U : mAH1ExaWZA
>>07

>生産年齢人口が減少し、生産性の高い製造業から生産性の低いサービス業への労働者の移動が起きているのだから当然そうなる。だから今こそ製造業を復活させてこの流れを逆転させなければならない。

矛盾していることに気がつかれていません。高齢化がそもそも製造業の衰退のもとにあるのです。現在の世界は一般的な製造業、つまり、大量生産品と言う意味ですが、それについての技術移転は世界的に進み、労働コストの低いところにその生産を求めるのです。基本的に、高齢化した今の日本で製造業の復活は高品質なものの生産でしかありえません。

しかし、今の教育を見ていると、どんどん陳腐化が深刻化していて、今後、日本で優れた発明がされていくとはなかなか思えません。

緩やかな衰退をするしか手がないのではと自分は感じています。緩やかな衰退でさえ、現状では無理な感じがしていて、このまま進むと社会崩壊でイラクやアフガニスタンよりもひどい状況になるのではと危惧しています。相当に思い切ったことをやらないと、現状改革はできないと思います。


09. 2014年5月12日 20:47:41 : TGZjS8iB2r
>>08
ちょっと書き方が悪くて誤解を与えてしまっているようだが、何も矛盾はしてないよ。サービス業よりも一般的に付加価値や全要素生産性が高いと認められている製造業を拡大することで一人あたりのDGPを高め、それが潜在成長率を押し上げる効果があると言っているのですよ。

10. 2014年5月12日 21:29:16 : Kr2S1L17Og
>>09

>製造業を拡大する

どうすればそうなるんでしょうかね。?


11. 2014年5月12日 22:05:50 : TGZjS8iB2r
>>10
円高を少なくてもあと20%ほど是正し、その水準を3年以上続けること。特に日本と貿易財が競合する韓国ウォンや台湾ドルに対して是正を図ることで、比較優位を失いつつある半導体やエレクトロニクス企業を回復させ付加価値を取り戻すことが必要。技術は一定でも通貨を減価させれば必ず競争力は上がる。現に、韓国や台湾、香港、シンガポールは為替介入を繰り返すことで競争力を保っており、GDP比で不自然な程多い外貨準備高がそれを物語っている。日本の場合は、競争力の確保を狙った介入は各国からの反発が大きので不可能だが、デフレ脱却や増税の影響を回避するという名目で金融緩和を進めていく事で円安誘導は可能だし、実際問題そうしなければ最早日本の長期的な展望は開けないだろう。

12. ダイナモ 2014年5月13日 00:15:12 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
日本の製造業はずっと以前から海外に製造現場を移している。したがって、為替の小細工でどうなるもものではない。円安がいくら進もうが国際競争力はつかない。これが現実。

13. 2014年5月13日 01:11:32 : TGZjS8iB2r
>>12
通貨安によってこれまで比較劣位だった産業が比較優位になり競争力を回復させることは、経済学的には当たり前の事なんだがな。

14. 2014年5月13日 01:21:50 : TGZjS8iB2r
>>12
もっと具体的な例で説明すると、ドル/円が200円ぐらいになると単位労働コストで中国と同じぐらいになり、その分だけコスト競争力が自動的に為替の変動だけで上がった事を意味する。

15. 2014年5月13日 02:28:45 : QBrYpzDGwo
   どなたかのコメントにもあったが、需要の有無で製造業の問題は左右されるだろう。例えば白物家電などはガラパゴス化していない単純な造りのものにとって代わり、競争力は落ちているかも知れないが、日常生活の汎用品で工夫のある商品は細かい気配りがなされ、丁寧な作りで、今のところどこの国にも負けず、日本製ということの信頼は非常に大きいと思う。
  ただし、これらの産業を育てるには研究も含めた設備投資費用への融資が欠かせないのではないか。既にバブルが破裂して何十年にもなり、自前の資金で事業がやれる中小企業は少なく、市中銀行の融資が必要だろう。
  ところが、国債を発行するのが政府であり、日銀が多量に買いいれて政府の手に円資金を渡しており、市中銀行も政府からの購入要請に応じるために当座預金として保管しておかねばならず、民間企業への融資に回すことが出来ないのではないだろうか。
  要は、今資金があるのは政府の懐の中だけ、というように思える。その政府のところに米国などから多数のロビイストが来れば、例えば軍需部門に資金を投入することで利権に預かれる政府の人間が多ければ、国として軍備に資金投入を図ることになる。また、カジノ議員連盟なども造られたようだが、オリンピック関連の建設事業など、土建目的に政府の資金が投入されれば製造業への融資には行かないだろう。
  日銀から政府に行った資金は、必ずしも製造業復活のための目的には使用されないとなれば、いくら需要があっても製造業の復活はあり得ない。
  社会主義化した官僚主導国家は必ず私腹を肥やすという弊害が出る。軍事部門のロビイストが海外から押し掛け、利権確保が可能となればそちらに予算は投入されるだろう。やはり、国債の大量発行と日銀の買い入れというのは資金供給が役人と族議員の胸先三寸となり、流用される可能性が高いという点で、設備投資融資資金の停滞など、国民への弊害は計り知れないと思う。

16. 2014年5月13日 19:03:40 : Tqp2HMhCs2
労働人口が減っているのに製造業を人を増やす事が出来ないだろ
外国人という奴がいるが、今の円安水準じゃフィリピン人ぐらいしか来ないよ
昔は、日本で100万貯めれば、中国で大富豪になれたが今は何それレベルだ
香港やシンガポールの物価を知っているのか白痴ども
円高じゃない
アメリカは、20年で物価は2倍以上になった
その時の円はいくらだったと思っているんだ
これ以上円安にすれば、みんな自動車をすてチャリで行動するよ
中国で自動車が増え、日本でチャリの時代が来るのだよ
ドルベースのGDPは去年いくら減ったのか知っているのか

17. ダイナモ 2014年5月13日 22:42:21 : mY9T/8MdR98ug : Kr2S1L17Og
>>14

何度も言うようだが、産業界は今以上に円安が進行することを恐れている。今ぐらいの円安がちょうど良いのだ。

主な製造は海外移転済み。原材料は輸入。ドル/円が200円ぐらいになるとコストアップのために競争力はマイナスになるし、国内経済が超インフレとなり、国際が暴落する。破滅だよ。破滅の後に高度成長が来って? それは藤巻のペテン。


18. 2014年5月14日 00:30:10 : TGZjS8iB2r
>>17
>何度も言うようだが、産業界は今以上に円安が進行することを恐れている。今ぐらいの円安がちょうど良いのだ

産業界によっても立場は異なるし、輸出企業は円安のデメリットをメリットの方が上回る。ダイナモ氏が何をもってちょうどいいと言っているのか分からないが、アベノミクスで円高が幾分是正されたものの、円は今だに実質実効為替レートで見ても世界一高い水準にある事には変わりない。

・主要国の実質実効為替レート推移
http://blog-imgs-63.fc2.com/s/t/o/stockbondcurrency/201403020052256fe.gif


>主な製造は海外移転済み。原材料は輸入。ドル/円が200円ぐらいになるとコストアップのために競争力はマイナスになるし

200円はものの喩えですよ。200円で単位労働コストが中国と均衡するのなら、韓国や台湾になら120円ぐらいで十分競争力が出てくる。それでも一度出た企業が戻ってくるとは限らない事も事実ですが、少なくても国内の企業は売上が拡大し、そうなると設備投資も増えていくでしょう。


19. 2014年5月14日 15:53:23 : TJHHUWfc26
そもそも、1964年からの為替レートを持ち出すお前の頭の悪さがよく分かった
中国の物価は上がっていないのか

20. 2014年5月19日 16:01:06 : TGZjS8iB2r
>>19
お前は実質実効為替レートの意味も知らんのか?

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