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みずほFG取締役会議長に元大臣抜擢、異例人事の狙いは?政権への保険、実務は「身内」か(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/591.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 09 日 06:11:20: igsppGRN/E9PQ
 

みずほFG取締役会議長に元大臣抜擢、異例人事の狙いは?政権への保険、実務は「身内」か
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140509-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 5月9日(金)3時0分配信


 みずほフィナンシャルグループ(FG)は、元経済財政担当相の大田弘子・政策研究大学院教授を取締役会議長に起用する。大田氏とともに川村隆・日立製作所前会長、傘下のみずほ銀行の社外取締役を務める元最高裁判事の甲斐中辰夫弁護士の3人が新たな社外取締役になる。6月下旬の定時株主総会で承認を経て就任する。

 信販会社オリエントコーポレーションを通じた暴力団融資問題に揺れたみずほFGは、6月に委員会設置会社に移行し、社外取締役が経営を監督する体制に移行する。みずほFGの新体制では、13人の取締役のうち大田氏ら新任の3人を含めた6人が社外取締役となる。すでに社外取締役になっているのは野見山昭彦・JXホールディングス元社長、大橋光夫・昭和電工元社長、安楽兼光・日産自動車元副社長の3人だった。「社内6人・社外3人」だった取締役の構成が、新体制では「社内7人・社外6人」と社外が半数近くを占めるかたちに変わる。

 みずほFGは、社外取締役の権限が強い委員会設置会社への移行と、社外取締役の取締役会議長への起用をコーポレートガバナンス(企業統治)強化策の目玉と位置付けてきた。取締役会議長の権限は定款または取締役会規則で定められているが、取締役会の招集権者と同様、議長には取締役会長または取締役社長がなるのが一般的である。つまり取締役会議長は、経営において最も力を持つポストといえる。

 社外取締役導入の先駆者であるソニーは、かつて取締役会議長に経済学者の中谷巌氏を起用したことがあるが、今回のみずほFGの大田氏起用は思い切ったサプライズ人事だった。みずほFGの取締役に女性が就くのは初めてで、他の社外取締役が全員70歳以上の中で1人だけ60歳と若い。ちなみに、大田氏はマクロ経済や経済政策には通じているが、過去に本格的な企業経営の経験はない。

 では、みずほFGの狙いはどこにあるのか。佐藤康博社長は記者会見で「最初から大田氏に絞っていた」と語り、「大臣の経験もある。高い見識や、マクロ的な視点、国際感覚がみずほにとって必要。優れた調整力も持たれており、取締役会議長に最適な方だ」と説明した。その一方で「大田氏には女性の立場から意見を述べてもらいたい」との期待を示した。女性の起用で、一連の暴力団向け融資問題で傷ついたみずほのイメージアップを図りたいという意図が透けて見えてくる。

●安倍政権との太いバイプ

 大田氏の取締役会議長への起用は、大田氏が安倍晋三政権と太いパイプを持つことが決め手になった。大田氏は鹿児島県出身で一橋大学社会学部卒。財団法人、生命保険文化センターの研究員当時、本間正明・大阪大学教授に認められ、本間氏が小泉純一郎政権で経済財政諮問会議民間議員、政府財政調査会委員の要職に就くのと同時に、大田氏は大学を離れて小泉内閣の内閣府参事官に転身した。その後、本間氏は06年の安倍第1次内閣では政府税制調査会会長に就任したが、国家公務員官舎を大阪大学が財務省から無償で借り受け、本間氏が大阪大学に相場より大幅に安い家賃を払っていたことが告発され、同年12月にわずか1カ月で会長辞任に追い込まれた。

 一方、大田氏は同年に安倍第1次内閣で経済財政担当相に起用された。安倍首相に大田氏を強力に推薦し、躊躇する大田氏を「新しい民間議員のリード役を務めてほしい」と説得したのが、安倍首相の指南役であった牛尾治朗氏(ウシオ電機会長)だった。小泉政権で経済財政政策担当相などを歴任し、改革の旗印となった竹中平蔵氏の役割を大田氏に期待してのことだったが、安倍第1次政権は短命で終わり、大田氏は政策研究大学院大学教授に戻った。

 大田氏が政治の表舞台に復帰するのは、安倍第2次内閣が発足してからだ。13年1月、内閣府規制改革会議議長代理に就任し、同年6月には政府税制調査会委員にも就任した。大田氏は政府税調内で法人税改革を議論するグループの座長になり、法人税率引き下げの先頭に立つ。

 そんな安倍政権と極めて近い大田氏を、13年にはパナソニックとJXホールディングスが相次ぎ社外取締役に招いた。そして今年、みずほFGの経営を監督する取締役会のトップの議長に就く。企業にとっては、安倍政権に保険をかける意味合いがあるといえそうだ。

●“ポスト佐藤社長”への布石

 今回のみずほFGの人事で注目されたのは、取締役会議長を補佐するために取締役会副議長のポストを設け、みずほFGの高橋秀行副社長が就任したことだ。さらに、業務を補佐する取締役会室も置いたが、「大田氏をトップに担ぐが、実質的な業務は身内でしっかり固めるという布陣」(金融業界関係者)との見方も広がっている。

 委員会設置会社への移行後は、指名委員会、報酬委員会、監査委員会の3つの委員会が取締役会のもとに置かれ、指名、報酬の両委員長は社外取締役が務める。指名委員会は、みずほFG傘下のみずほ銀行やみずほ証券などのグループ企業の役員人事に大きな権限を持つ。委員長には大橋氏が、委員には大田氏、川村氏、甲斐中氏の3人の新しい社外取締役が就任する。役員の報酬を決定する報酬委員会の委員長は甲斐中氏だ。

 一方、職務を監査する監査委員会の委員長には、社内取締役の高橋氏が就く。高橋氏はみずほFGの佐藤社長と同じ日本興業銀行の出身で、みずほコーポレート銀行の齋藤宏頭取時代に企画部門に籍を置き、証券戦略を練り上げた。佐藤社長が「自分の次」と考えている人物の一人だ。大田氏の取締役会議長起用というサプライズ人事の裏で、高橋氏は取締役会副議長と監査委員会委員長を兼ねることで、“ポスト佐藤”の一番手に浮上した。

編集部


 

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コメント
 
01. 2014年5月09日 07:58:18 : SUTOowvFgA
太田弘子、胡散臭い評論家である。

竹中平蔵とともにアメリカ様の指示のもと動かされている操り人形。
これで、みずほは、アメリカに落ちた。

こいつらが関与した会社はその後は、予後不良になっている。
パナソニックは、なくなるであろう。

みずほは、売り払ったゾ。


02. 2014年5月09日 10:43:49 : SUTOowvFgA
パナソニック、jxホールディング、そしてみずほは、今から草刈場と化すであろう。

外資に狙われたということ!=太田、竹中平蔵が入ることは、そういうこと。

外資の手下、駒使いが竹中、太田であることの正体はわかってるはずですよね?
賢い日本国民は、知っています。

いいですか?坂本龍馬もそうでした。


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