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米国債の最大の保有国である中国にアジア開銀が融資する愚  小笠原 誠治 
http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/536.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 06 日 18:16:37: igsppGRN/E9PQ
 

米国債の最大の保有国である中国にアジア開銀が融資する愚
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20140506-00035075/
2014年5月6日 13時37分 小笠原 誠治 | 経済コラムニスト


世界ナンバーワンの経済大国はどこか?

1人当たりGDPで考えるならば答えが分かれるところでしょうが‥しかし、経済規模で考えるならば、誰がどうみても米国がナンバーワンであることに異論はないでしょう。

では、中国についてはどう評価したらいいのでしょうか?

先日、購買力平価で換算するならば、今年中に中国のGDPが米国を追い越す可能性があると世界銀行が報じていました。ご存知でしょうか?

そこまで中国の経済規模は大きくなっているのです。

但し、中国の人口は米国の約4倍。つまり、仮にGDPで米国と並んだとしても、一人当たりGDPでみればまだ米国の1/4。だから、まだ金持ちの国と言うには早いのです。

でも、そこまで生活水準が向上してきているのであれば、そろそろ中国はアジア開発銀行などから融資を受けるのを止めるべきではないのでしょうか? それに、中国は、日本や米国を抜きにしたアジアインフラ投資銀行を来年にも創設すると報じれらている訳ですから。

ところで、何故日本や米国を外すのか?

それは、そうしないと中国の意向を反映させることができないからです。そして、そうやって中国の意向が強く反映された国際機関のトップに中国人が就くことで、中国の台頭ぶりを世界に印象付ける狙いもあるのでしょう。

でも、日本や米国など先進国を含めないとしたら、誰が一体スポンサーになるのでしょうか?

幾ら銀行を作っても、必要な資金が集まらないでは銀行としてやっていくことはできないのです。

しかし、中国は言います。中国はアジアインフラ投資銀行を作るために500億ドル程度出資することは容易いことである、と。

どう思いますか?

強がりを言っているように思えますか?

いずれにしても、この発言について考えていると、どうも納得が行かないことばかりが頭に浮かんでくるのです。

500億ドル出資することができるだなんて強がりもいいところだ、何故ならば、そんなにお金を容易く出すことができるのであれば、一体何故アジア開発銀行から毎年何千億円もの融資を受けているのか、と。

そう思うでしょう?

しかし、その瞬間、またあることが頭に浮かぶのです。

世界一の経済大国である米国に一番お金を貸している国はどこか、と。それは、中国ではないか、と。

そのように考えるのであれば、確かに500億ドル程度の出資は容易いことかもしれない。

しかし、もし、それほどお金に余裕があるのであれば、何故そもそも中国はアジア開発銀行から巨額の融資を毎年受けているのでしょう?

実に、理不尽なことばかり。

では、アジア開発銀行に一番多くお金を出している国はどこなのか?

それは日本と米国なのです。

では、そんなアジア開発銀行が何故中国にお金を融資しているのか?

それは、中国が貸して欲しいと言うからですが‥それ以外にも、仮に中国にお金を貸さないとアジア開発銀行の融資実績が萎んでしまい、そうなるとアジア開発銀行の存在意義が小さくなってしまうからなのです。

でも、これって論理が逆立ちしているのではないでしょうか。

何のためのアジア開発銀行なのだ、と。中国が融資対象から外れるならば、それ以外の国々に対する融資が余裕をもって行えるようになると何故考えないのか?

少なくても、中国は自国が主導権を握るアジアインフラ投資銀行を作ろうとし、そして、そのために500億ドル程度は容易く出資できると言い張るのですから、アジア開発銀行は中国に今後融資をすべきではないのです。

以上


 

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コメント
 
01. 2014年5月06日 18:39:23 : My0N8S7kYQ
 貴方本店に電凸したんですか

02. 2014年5月07日 07:34:39 : jXbiWWJBCA
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA%E9%8A%80%E8%A1%8C#.E4.B8.BB.E3.81.AA.E4.BA.8B.E6.A5.AD

歴代総裁[編集]
渡辺武 1966年11月 - 1972年11月
井上四郎 1972年11月 - 1976年11月
吉田太郎一 1976年11月 - 1981年11月
藤岡眞佐夫 1981年11月 - 1989年11月
垂水公正 1989年11月 - 1993年11月
佐藤光夫 1993年11月 - 1999年1月
千野忠男 1999年1月 - 2005年2月
黒田東彦 2005年2月 -2013年3月
中尾武彦 2013年4月 -


出資比率上位国[編集]
日本の旗 日本 15.65%
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 15.65%
中華人民共和国の旗 中国 6.46%
インドの旗 インド 6.35%
オーストラリアの旗 オーストラリア 5.8%
カナダの旗 カナダ 5.25%
インドネシアの旗 インドネシア 5.17%
韓国の旗 韓国 5.05%
ドイツの旗 ドイツ 4.34%

一部の市民・NGOなどの動き[編集]
経済発展を目的としたアジア開発銀行が途上国において融資する大型開発プロジェクトは、現地に環境面・社会面への負の影響を与えているという主張があり、意志決定プロセスに現地住民の参加が十分確保されているとも言えないという主張があることからも、融資される側である途上国からだけでなく、一部のNGOから批判がの声が上がっている。
毎年開催される総会では、問題のあるプロジェクトを扱う政策提言型NGOによるロビー活動はもちろんのこと、アジア開発銀行が取る政策自体に反対表明をする人々のグループが、対抗フォーラムを行うこともある。 インドのハイデラバードで開催された第39回には、Peoples Forum against ADBが開催され、2007年5月に開催された第40回京都総会では、ADB京都総会・市民フォーラムが開催され、ADBの融資するプロジェクトの問題点などが話し合われた。
脚注[編集]
[ヘルプ]
^ http://www.adb.org/About/management.asp
^ a b アジア開発銀行年次総会等


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