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日本の貧困族と中国のネズミ族
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4670398.html
2014年05月04日 NEVADAブログ
中国の貧困層は「ネズミ族」と言われ、月1万円前後の家賃で地下室に住んでいる実態がしきりに報じられていますが、では日本はどうでしょうか?
昨日行きました新宿サウナでは、驚きべき光景に遭遇しました。
カプセルホテルを併設しているサウナですが、入場制限をしていたのです。
あふれる客をさばききれない状態になっていたのです。
また、今、ネットカフェに住む者も急増してきていると言われており、カプセルホテル・サウナ・ネットカフェ・共同住宅に”住む”日本人は一体どれくらいの人数になっているか、想像を絶する数字になるはずです。
生活保護者には住所があり、統計がありますので実態はわかりますが、その数は250万人を超え、300万人に迫ろうとしています。
住所がなくて生活保護世帯に入れない層は日本全体ではどれくらいいるか誰もわかりません。
年収200万円以下の層を貧困層とすれば、統計上は、2,000万人が貧困層になっていると言えます。
総労働者の30%以上が年収で200万円以下となっているとされており、総労働者人口が6500万人としますと、
その30%となれば2,000万人となるからです。
収入がある層でギリギリの生活を送っている者が2,000万人以上、生活保護者が250万人以上、そして統計に出てこない貧困層が数十万人から数百万人となれは、日本の人口の20%以上が今やまともな生活を送れない社会となっていると言えます。
日本はすでに猛烈な貧困層を抱える社会となっており、しかも、セーフティーネットが整備されていないために、
正確な数字もまた救済も出来ない社会になっているのです。
特定の住所を持たないその日暮らしの日本人は昔からいましたが、今やその数は政令指定都市人口を超える
規模に膨れ上がっているとみられ、その数は日々増加しており、かつ高齢化と低年齢化が同時に進んでいます。
親が貧困層に入っていれば、子供は当然のこととして貧困層に入ることが多くなり、かつ子供が成人しましても親に頼れない以上、一旦仕事と住所を失えば、即、生活困窮となります。
日本はいまゴールデンウイークで多くの勝ち組は休んでいますが、社会が止まれば、日給月給で暮らしている
貧困層は収入を失い、途端に困窮することになります。
正社員は休んでいても給料が支払われますが、派遣・アルバイト・パート等の非正規労働者は収入を失います。
4日間仕事を休めば一日8000円の収入X4日=32,000円が消えるのです。
これは安いアパートの家賃に相当します。
人間、仕事がないからとして、食べないわけにはいきません。
中国の貧困層も猛烈な勢いで拡大していっていますが、日本の貧困層は高齢者と若者が占めており、問題は日本の方が深刻と言えます。
ソニーを例にとれば、ソニーの社員は年収で1,000万円程と言われていますが、赤字を垂れ流し続けている今、
14万人を超える社員のうち、10万人を解雇しましても何ら不思議ではありませんが、年収1000万円前後のサラリーマンが今でも悲惨な生活状況に陥っていると週刊ダイヤモンドが特集していましたが、一旦仕事を失えば、
とたんに生活破たんする例も多く出てくるはずです。
年収1000万円層で貯金がない層が10%を超えており、その収入で高級マンションを借金で買い、高級外車を借金で買い、海外旅行・国内旅行は贅沢をし、子供がいれば過剰な教育を課していれば、お金はいくらあっても足りません。
その収入1,000万円層がソニー以外でも続々と解雇される事例が日本で起こります。
海外と競争できないからです。
今まで貰っていた給料がその者の能力にあっていないからです。
本人は1000万円は当然と思っていましても、海外では300万円〜500万円で代替が効くとなるとなれば、企業は1,000万円層を切り、海外の300万円〜500万円層を採用します。
中国の”ネズミ族”はまだ住所を持っています。
日本の”サウナ・カプセルホテル・ネットカフェ族”はその住所すらありません。
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