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中国、「日本外し」のインフラ銀行 アジア16カ国と
http://www.asahi.com/articles/ASG533Q6QG53UHBI006.html?iref=comtop_6_01
2014年5月3日23時23分 朝日新聞
中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)が来年設立され、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国や韓国など16カ国が参加することがわかった。各国は中国との間で具体的な交渉に入ったが、日本やインドは外されている。アジアの主要国である両国を加えないことで、経済分野で中国が影響力を強めるねらいがある。
アジア各国のインフラ整備を支援するAIIB設立構想は昨年10月、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が東南アジアを歴訪した際に表明した。同じくインフラ整備に融資する日本主導のアジア開発銀行(ADB)に対抗するためとみられている。
交渉関係者によると、参加国はASEAN10カ国のほか、韓国などの計16カ国。南シナ海の領有権をめぐり中国と対立するフィリピンも参加する。中国と各国は、今年末をメドに覚書を交わす方向で調整している。
ADBに加盟するカナダや豪州などもAIIB参加に関心を示しているという。だが、尖閣問題で中国との関係が悪化した日本や、中国との国境紛争を抱えるインドなどは交渉に加わっていない。日本には参加の打診もないという。
当初の資本金は500億ドル(約5兆円)規模で、1650億ドルのADBに比べ3分の1となる。AIIBの出資金は、最大の出資国となる中国が50%超を負担する方向だったが、中国色が強まるのを嫌う参加国に配慮し、中国は出資比率を抑えることを検討している。本部は北京か上海に置くとみられている。
成長著しいアジアのインフラ需要は年8千億ドル(約80兆円)とされる。AIIBに参加する16カ国については、中国主導のAIIBの融資を受けることで、インフラ整備に際し中国企業の関与が強まる可能性がある。(アスタナ=都留悦史)
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