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職場で後輩からバカにされる人の特徴
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140503-00010001-biz_dime-nb
@DIME 2014/5/3 21:00 DIME編集部、吉田典史
【連載】あるあるビジネス処方箋
この時期、人事異動により後輩社員や、あるいは研修を終えて新入社員が配属される。ところが、20代の後輩から軽くあしらわれたり、バカにされている30〜40代の社員がいる。中には、50代の社員もいる。取材でこういう先輩社員を観察していると、一定の共通項があることに気がつく。今回は、それについてを紹介しようと思う。
1.上司や先輩から軽く扱われる人
20代の社員なら、その多くは部署の実態やそれぞれの部員の仕事、さらにそれらのレベルを正確には把握していないケースが多い。20代後半になると、おぼろげながら見えてくるものがあるかもしれないが、それも40〜50代と比べると、はっきり言って甘い。
20代はまだ、自分の仕事に対する自信もないだけに、上司や先輩たちの反応で、周囲の社員を判断する傾向がある。例えば、上司が「あいつは仕事ができないんだよな」と軽く扱うと、それになびくものだ。そして、表向きは合わせつつも、その社員から離れていく。上司からは、軽く扱われないようにしたい。
2.仕事のスピードが遅い人
20代社員は、仕事を完全にはマスターしていない。本人は「マスターした」と思っても、ベテランからすると、半人前であることに変わりない。自らの仕事のレベルが高くないから、周囲の人の力量を冷静に見据えることはまずできないのだ。その代わり、彼らは見た目で判断することが多い。例えば、仕事を処理するのが遅いと「この人はわかってないんだ」と見ることもある。そのスピードが職場の他の社員より遅いと、一段と軽く扱うようになる。やはり、仕事をする時はできるだけ早く終えるよう心がけたい。
3.だらしのない人
見た目は、服装や髪などにも及ぶ。例えば、毎日、同じワイシャツやネクタイを身に付けていると、「だらしない」と見なされる。そこから、「仕事ができない人」とレッテルを貼られることもある。髪にも、十分な注意を払いたい。寝ぐせがついたまま、出社することは避けたい。あまりにも不潔な印象を与えると、20代の社員はそれだけで心が冷めて、軽く扱うようになる。
4.会社の批判を繰り返す人
20代は会社に対し、少々の不満を持つものの、まだ、自分の力で現状を打開できると思っている。また、部長やその上にいる役員などは、きちんと観察し、評価をしてくれている存在だと思い込んでいる。少なくとも、50〜60代の人よりは会社や自分の将来に期待をしている。口では「会社なんて…」と言いながら、実は会社に対し「認めてほしい」「もっと大きな仕事をしたい」と願っているのだ。こういう20代を前に「うちの会社はダメだ」「こうなったらダメだ」などと口にすると、敬遠される。できるだけ、20代の前では、希望を語るようにしたい。希望がない職場なら、あえて職場については話さないほうがいい。
5.自分を大きく見せようとする人
後輩を前に、自分を大きく見せようとする人がいる。その思いは、わからないでもないが、20代の社員の前ではむしろ、逆効果になりかねない。20代は経験が浅いから、職場の誰を信用すればいいのか、誰の言っていることが事実であるのか、と常に考えている。言い換えると、ほらを吹いたり、嘘をつくと、見ぬかれやすい。先輩として自分の力を見せつけたいならば、仕事で大きな結果を出せばよいのではないだろうか。それをすることなく、大きく見せようとしてほらを吹いたりすると、軽くみられる。墓穴を掘るだけだから、避けよう。
後輩に限らず、会社員なら、職場で常に一定水準以上の仕事をすることで、周囲から高く評価され、認められる人を目指すべきだ。「仕事の遅い人」「だらしない人」などと、くれぐれもバカにされることのないように。
文/吉田典史
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