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4月国内新車販売は前年比‐5.4%、駆け込み反動で8カ月ぶり減
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DH2KG20140501
2014年 05月 1日 18:25 JST
[東京 1日 ロイター] - 4月の国内新車販売(登録車と軽自動車の合計)は前年同月比5.4%減の34万5226台だった。前年実績を下回るのは8カ月ぶり。消費税率引き上げ直後となり、買い控えや駆け込み需要の反動減が響いた。5月以降に新車需要が回復するかどうか先行きは不透明だ。
日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した。
消費税は4月に5%から8%に引き上げられた。このため3月までに需要を先食いしたほか、4月に入ってから割高感が出て普通車や小型車などの登録車を中心に販売が落ち込んだ。登録車は同11.4%減の18万8864台と8カ月ぶりに前年実績を下回った。
新車全体の落ち込み幅(5.4%減)は前回3%から5%に上がった消費増税時の1997年4月の15%減に比べると小幅にとどまった。2月の大雪により一部で4月に納期がずれ込んだことなどもあったほか、前回の消費増税時と比べて新車投入計画も異なる上、アベノミクス効果も少なからずあるとみられている。
ただ5月以降の販売は非常に厳しくなる可能性がある。自販連によると、5月以降も受注残を抱えているメーカーはあるものの、「大方は非常に厳しい、という声が返ってくる」と言い、「足元の受注の感触を聞いた限りでは、いつごろ回復するのかわからない」としている。
一方、軽自動車は同2.9%増の15万6362台と10カ月連続でプラスとなり、4月としても過去最高を記録した。スズキ(7269.T: 株価, ニュース, レポート)、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、三菱自動車(7211.T: 株価, ニュース, レポート)では新型車の販売好調が続いた。
米調査会社IHSオートモーティブでは、4―6月の日本の新車販売を前年同期比18%減と想定。濱田理美シニアアナリストは、4月の実績の主因が景気によるものなのか受注残によるのかが「判断しづらい。今後2カ月を非常に注視していきたい」と話している。
(白木真紀 取材協力:久保田洋子)
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