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いきなり上昇した米国金利とロシア金融制裁
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4668088.html
2014年04月30日 NEVADAブログ
アメリカ金利が突然動き始めています。
3ヶ月物が0.00%だったものが0.02%となり、5年物は1.74%、10年物は2.70%、30年物は3.49%となり、いずれも上昇を記録しているのです。
世界中からアメリカにお金が集まっていると言われていますが、実際には、ロシアやその関係機関が、金融制裁拡大を予想して、アメリカ国債を売り払っていると言われているのです。
世界はウクライナ情勢だけを見ていますが、実はこれは「当て馬」であり、「本丸」は北朝鮮だと言えます。
ウクライナがどうなろうとも、世界情勢には殆ど影響はないからです。
困るのはヨーロッパだけであり、安全保障上も経済上もロシアを甘くみたヨーロッパがいけなかっただけなのです。
ロシアと親しくすれば安い天然ガスが手に入り、原発をやめてもコストが高い再生エネルギーに頼ることが出来ると安心したドイツ等の国が愚かだっただけで、今後その「つけ」を払えばよいだけなのです。
ところが、北朝鮮は違います。
殆ど報じられていませんが、ロシアのトルトネフ極東連邦管区大統領全権代表(副首相格)が北朝鮮を訪問しており、ロシアアムール州との経済協力合意書に調印しているのです。
これはロシアと北朝鮮が事実上「一緒」になる合意であり、ロシアは北朝鮮を事実上傘下に入れた合意となりその上で北朝鮮が核実験を行い核保有国になれば、アジア情勢のみならず世界情勢に重大な影響を与えます。
北朝鮮が保有しますテポドン(大陸間弾道ミサイル)改良型に核弾頭を装備し、サンフランシスコ、ロスアンジェルス、ハワイ、グアムを標的にし、色々な要求を突き付けてくればどうなるでしょうか?
追加の最新鋭の遠心分離器も完成したと言われており、ウランは自前で調達できますから、大気圏内核実験さえ行えば、後はいくらでも核弾頭を製造できる状態になるのです。
また、この核弾頭で東京・北京を標的にもできます。
北朝鮮が仮に10基以上のテポドン改良型ミサイルを実戦配備した場合、それを3〜4ヶ所に配備しているとなれば、同時に先制攻撃もできず、一発でも発射されれば、その時点で上記の都市は壊滅します。
ましてや北朝鮮の背後にロシアがいるとなれば、アメリカでも手出し出来ない状態になります。
ロシアは第2のキューバ危機を作りあげると言われていますが、アメリカは役者が違いすぎます。
今のオバマ政権では何も決められないことになり、敗北するか、日本、韓国を差し出し、米軍をフィリピンまで撤収させるので(その準備は今回のオバマ大統領のフィリピン訪問で完了しています)、アメリカは勘弁してくれと交渉することも十分あり得ます。
ロシアは今、ウクライナ問題より、北朝鮮核保有国入りを狙っており、その前の段階でウクライナ危機を作り上げ、西側の金融制裁を誘導し世界を混乱させ、その混乱している最中に北朝鮮が核実験を行い、核保有国入りを宣言するというシナリオを進めているはずです。
その後は?
ロシア・プーチン大統領が「にやり」とする動きに世界は陥ることになるはずです。
そして、安保理で「ニエット」を連発するだけです。
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