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団地は訪問販売業者に目をつけられやすい
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140429/dms1404291140002-n1.htm
2014.04.29
4月は転勤や就職で、新生活をスタートした人も多いかと思う。この時期、マンションや団地を訪問してくる悪質業者には気をつける必要がある。
昨年、京都府と大阪府は特定商取引法違反の勧誘行為を行う活水カートリッジの販売業者に業務停止命令を出している。
この業者は新築マンションに引っ越して間もない家を「浄水器の点検に来ました」と訪問し、マンションの関係者のように装い家に上がり込む。そして浄水器を点検し「現在、使用のカートリッジは4カ月ほどで使えなくなりますが、本日お持ちしたものは10年間使用できます」「これはマンションの全家庭ご使用いただいています」と嘘をついて約5万円のカートリッジを販売していた。時に「マンションの貯水タンクの水は汚い」と脅すような説明で購入を迫ることもあった。
長年住み慣れている都営団地なども狙われている。昨年、東京都から業務停止の処分を受けた業者は「換気扇の交換で回っています」と家を訪れ、現在の換気扇を見て「この型は廃止になるので、今後、壊れると取り換えられなくなる」と不安をあおり、新たな換気扇販売の契約を迫っていた。
これらの悪質業者に共通するのは、身元を偽り訪問してくる点だ。先の換気扇業者は、居住者の部屋番号を記載した名簿を見せ、団地の関係者のようにふるまっていた。共同住宅の場合、近隣住民にこの種の話が本当か、確認することは比較的容易である。
だが、業者の側もそのあたりのことがわかっているので、数万円ほどとさほど高くない金額を提示して、訪問したその日のうちに契約をさせようとする。それゆえに、突然の訪問者からの勧誘を受けてもすぐには契約せず、まず相手の素性と勧誘文句に嘘がないかを確認するようにしたい。 =おわり
■多田文明(ただ・ふみあき) 1965年生まれ。ルポライター。詐欺・悪徳商法を数多く潜入取材。洗脳・カルトにも詳しい。新著『迷惑メール、返事をしたらこうなった。』(イースト・プレス)刊行。
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