http://www.asyura2.com/14/hasan87/msg/375.html
Tweet |
4年連続に“売り圧力” 市場が戦々恐々する「5月暴落」
http://gendai.net/articles/view/news/149823
2014年4月28日 日刊ゲンダイ
日銀金融政策決定会合に注目/(C)日刊ゲンダイ
毎年5月になると下落する株式市場。今年も暴落するのか。市場は戦々恐々としている。
「もともと、5月は“セル・イン・メイ(5月に売れ)”という格言があるように株が下がりやすい。日経平均は過去、4年連続で5月に下落しています。昨年は5月23日に平均株価が1100円以上も暴落し、その後の1カ月で3000円近くも下げた。結局、5月22日の終値1万5627円を回復したのは、11月末。株式市場は半年間も低迷しました」(大手証券マン)
5月は欧米ヘッジファンドの決算期のため“売り”が大量に出やすい。とくに今年は、外資は昨年1年間で17兆円も“買い越し”ているため、潜在的な“売り”圧力が強いという。
■中途半端な追加緩和で失望売りも
実際のところ、今年も5月に株は下落するのか。マネー評論家の新田ヒカル氏はこう言う。
「日銀の金融政策決定会合が5月20日、21日に開かれる。市場はこの時、追加の金融緩和が行われるかどうかに注目しています。もし、追加緩和がなかったら“失望売り”が起こる恐れがあります。問題は、たとえ追加緩和があってもほとんど株価が反応しない可能性があることです。すでに市場は追加緩和を前提にしているので、中途半端な追加緩和策ではサプライズにならないからです」
要するに、今年も5月はキケン、ということらしい。それでなくても、消費税増税の影響で夏以降、景気は悪化するとみられている。外資が先回りして売ってきてもおかしくない。
「昨年と同じように、5月以降、相場は冷え込むかもしれません。ただ、6月から資金力を誇るGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、本格的に株を買い始める。恐らく、JPX400に採用されている銘柄を買うはずです。個人投資家はGPIFの動きに注意しながら、銘柄を選んだ方がいいでしょう」(新田ヒカル氏)
現在、1万4500円前後と低迷している株式市場。5月暴落が追い打ちをかけるかもしれない。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。