08. 2014年4月29日 10:02:53
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いろんな人にネタを提供したという意味では感謝されてもいいだろうhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140428-00000004-jct-bus_all 「秒速で1億円稼ぐ男」与沢翼、すってんてんに 「お金持ちのふり」するのに疲れたと告白 J-CASTニュース 4月28日(月)18時59分配信 「秒速で1億円稼ぐ男」与沢翼、すってんてんに 「お金持ちのふり」するのに疲れたと告白 事情を報告した与沢翼氏(画像はFacebookより) 「秒速で1億円稼ぐ条件」の著書でおなじみ、フリーエージェントスタイルホールディングス代表取締役会長の与沢翼氏(31)が自身のFacebookで「資金が完全にショートしました」と、会社が破たん状態にあることを明かした。 与沢氏といえば、都内に5つの自宅を持ち、ロールスロイスやフェラーリといった高級車を乗り回すなど、華やかな私生活をテレビ番組やインターネットで積極的に披露してきたが、どうやら、そうした暮らしを秒速で失ってしまったらしい。 ■高級車なくても「生きてるだけで幸せ」 与沢氏は2014年4月26日、「ご報告」と題した5000字以上にも及ぶ長文を投稿した。これによると、同社では2013年8月期の決算以降、税金の支払いに追われて資金が「ショート」。国税局が納税の12分割に応じてくれるとの認識を持っていたために、納税準備資金をほとんど用意しないまま決算を迎えてしまい、現在も1億円を超える滞納があるという。 また、国税局の請求以外にも、取引先クレジットカード会社が倒産したことで資金繰りが悪化したこと、投資した海外FXが元本の90%を失う損失を出したことが大きく影響し、従来規模での事業継続が難しい状況になってしまったそうだ。 そのため、26日までに高級車3台は売却、住宅もすべて解約し、30日付で東京・六本木のオフィスも退去することになった。これまでの豊かな暮らしを手放した。それでも「もう金への執着はありません。(中略)生きてるだけで幸せです」と口にする。その背景には「今日から無理をしてお金持ちのふりをする必要がなくなったので、楽になりました。もう大分疲れたんだと思います」と、これまで「金持ちキャラ」を演じることで多大な精神的苦痛があったことを打ち明けた。 特にここ1か月は、「メディアで発言する自分の言葉に自分が洗脳を受けていき、周りを取り巻く女性たちに逃げ、全てから一時的にでも解放されたいがために飲むアルコール。この1か月間も日夜、突き抜けきってしまおうと思って行動しては迷いを生じの繰り返し、行動原理を失っていき、とうとう限界に達しました」と、かなり精神的に参っていたようだ。 次ページは:「感動しました」「ここまでが目論見」反響さまざま 弁護士に任せて事業停止し、実家に帰ることも考えたようだが、フリーエージェントスタイルの事業を独力でも継続し、残債を全て支払うという。「どんなにアホでも、結局は、経営者としてしか生きていけません。なので、マイナスからやり直します。今回刻んだことを軸に、とりあえず殺されるか死ぬまでは生きていきます」と、再スタートを誓った。 Facebookには28日時点で5500件以上の「いいね!」が付き、コメント欄には「また復活する日を待ってますよ」「感動しました。頑張ってください」「失敗しても、やり直せばいいじゃないですか!! 人生、まだまだこれからですよ」などと励ましの声が多数寄せられている。 だが、ツイッターや2ちゃんねるでは「くそ長い言い訳並べて計画倒産」「2億5千万なんてヨザーさんなら2.5秒で稼げるんじゃないですか?」などと冷ややかな意見も少なくない。もっとも与沢氏は、情報商材やセミナー、アフィリエイトで成功を収めてきた。それには自身の派手な私生活ぶりを「宣伝」することが必要だったようだ。時にはかなりプライベートな部分も発信していて、「秒速」で作った彼女のセミヌード写真をブログで公開したり、「セックス観」に関するインタビューで「フル勃起で鬼動く」などと発言したりした際には、ネット上でも話題になった。 そのため、今回、与沢氏が赤裸々に綴った言葉に対しても「多分これもコンテンツだろうな」「ここまでが目論見だろ」「事業再建するつもりならこの方法は大正解だな 同情を誘う意味でも、取引先との提携の意味でも こいつ頭良さそうだな」といった見方が出ている。 【関連記事】 「クチコミ」宣伝の書き込み内職、「儲かるわけない!?」 国民生活センターが呼びかけ 救助活動で韓国海軍がテレビ用に「やらせ」 休憩中ダイバーにウェットスーツを着せて水かけ、臨場感つくる 「沈没事故、2ちゃんの7割が『ざまあみろ』」 小田嶋隆さんの発言巡りネットで論議 「ゆとり世代はこれまでの世代より優秀」 東大卒の若手社長がおくる「若者応援本」 これはひどい!? くまモン、海外で「サタンの手先」として人気者になっていた 最終更新:4月28日(月)19時54分J-CASTニュース http://ameblo.jp/yozawa-blog/entry-11834514071.html 『ご報告』 2014年04月26日(土) テーマ:成功の条件 皆様、こんにちは。 与沢翼です。 最近フェイスブックを更新しておりませんでした。 その事情を、お伝えしなければならなくなりましたので、ここにご報告致します。 何もご存知ない方は、驚かれることと思います。 ご容赦下さい。 誠に愚かすぎて、弁明の余地もない状況です。 【概略】
2013年8月期決算の法人税、住民税、及び事業税2億5千305万の支払いのうち約1億1千万円並びに2012年8月期の修正申告分の税として8940万7200円を追加で計約2億円支払い、並びに2014年8月期決算予定納税の一部を支払い、フリーエージェントスタイルの資金が完全にショートしました。 そのため、今日時点において、既にフェラーリ、ロールスロイス、ベントレー3台を売却し、住宅なども全て解約しております。 また、今の資金量に照らし会社全体に膨大な経費がかかっており、返済余力が今後生じないと判断し、月額500万円の固定家賃削減のため、フリーエージェントスタイル本社の黒崎ビル(六本木4−1−4)を4月30日付けで退去致します。 今後は、西新宿のアイランドタワー41階別のグループ会社内に移転し、FASともどもグループ全体の再建を図っていきます。 なお、フリーエージェントスタイルは破産せず、残額の税等を全て支払うため、最後まで諦めず、少数ながら私の独力を中心に、事業を継続致します。 滞納1億超ということで国税から管理を受けており、現在連絡を取り合い、支払いを継続しております。 【反省とこの1か月】
当初は、受け入れられなかったこと、これまでの全てはもう無くなるという現実も、今はすべて受け入れており、もはや物や金、見栄、プライドに対する執着を完全に消失しています。 ロールスロイスを売った時、自分の中で、これまで絶対に正しいと考えていた価値観が雪崩のように崩壊していきました。 【愚かな認識】
2013年8月期の決算が固まった時点で、全ては終わっていました。 □税額を知った2013年9月、会社にはそれほどの残が残っていなく、納税を超える売上を上げれば何とかなるという甘い認識 □国税局は12分割に応じてくれるという事前情報 □それを前提に納税準備資金をほとんど用意していなかった 【経緯】
修正申告の12年8月期8940万7200円を全額支払う。 1月末日、麻布税務署から東京国税局に、13年8月期の税金債権が移転され、国税の方々が本社に来社されました。 12分割をお願いすると、全く交渉は不可能であることを認識しました。 1週間以内に全額を支払わない限り、財産を全て差し押さえるとのこと。 黒崎ビルに約5000万の敷金が収められており、黒崎ビルが差し押さえられれば、信用不安で事業継続は不可能であると考え、残金をかき集め、2月5日ごろまでにおよそ8000万を即時、納税しました。 2月末日に入るカード会社からの入金と会社残金で国税管轄の法人税の残り全額を支払い終え、差し押さえを受けることなく、突き抜けて復帰する考えでした。 なお、2億5千万のうちの都税分については12分割を認めていただけていたため、1年間の短期借入金のような形で、その後の運営には金額的に問題がありませんでした。 2月末で国税の追及から解放され、これからどんどん売上を上げていけるね、と管理部とも話し合い、なんとか先が見えた、と安心していた矢先。 全ては不幸中の中の幸いかと思われていたのですが、 2月末日、提携していた取引先のクレジットカード会社から倒産の通知(債務整理の受任通知)が届き、サーバー代すらも払えないと通達され、以後、2月、3月、4月以降と予定されていた全てのカード売上債権がこちらに入ってこないことが確定しました。 また、弊社グループの役員に、自分も投資をしているからということで紹介された月利5〜10%という海外FXに、香港にまで行って1月上旬に投資をしたところ、1月末ごろには利益が出るどころか1か月で元本の90%を失ったと言われ、多大な損害を出してしまいました。 これらによって2月末日、国税に対し最後の約束が履行できないことが確定となり、以後、黒崎ビル本社、私の住宅等に差し押さえがかかりました。 この時点で、現状の規模を維持して、事業を継続することは不可能と判断しました。 ただし、投資の詐欺的行為にあったことやカード会社倒産が直接的な経営状態の急降下の原因ではあったものの、所詮それはきっかけにしかすぎず、自分のビジネスモデルやメディアでの演出のための支出、迫り来る、無限ループに思える税金に、精神的にも物理的にも限界に達していました。 お金持ちを演じることを期待されているのに、もはやお金がない。 この状況は、心底きつかったです。 【全て私が悪いです】
メディアで発言する自分の言葉に自分が洗脳を受けていき、周りを取り巻く女性たちに逃げ、全てから一時的にでも解放されたいがために飲むアルコール。 この1か月間も日夜、突き抜けきってしまおうと思って行動しては迷いを生じの繰り返し、行動原理を失っていき、とうとう限界に達しました。 今までの行動エネルギーではもう動けないことを確信しました。 酒と見栄と女に狂った典型的なアホ経営者です。 全て私が悪いです。 経営者の反面教師の鏡だと思います。 【常識に反抗したい】
誰もがそうなると想定できていた当たり前のことに反抗し、非常識がどこまで通用するのか突き抜けてみたかったけど、歯車が崩れ、どうやらそれも困難となりました。 散財や経営判断のミスについて罪があるなら、刑務所に行ってもいいと思っています。 ただ、財産を隠匿してどこかに飛んだりする考えはありません。 先月まではなるべくブランドイメージを毀損することなく、再起すべきであると考えていましたが、もう全てを白日の下に自らさらし、正々堂々とやっていった方がいいと判断しました。 もう何も残らなくていいし、何の見栄もありません。 今あるのは、これまでと違った方法でただひたすらに経営や人生を再建することです。 【謝罪】
今回の経営状態急降下の影響で会社を離れなければならなかった社員の皆さんには申し訳なく、今は合わせる顔がありません。 今月中ごろからみんなの前に堂々と顔を出せなくなってしまい、与沢塾や他塾の皆様にはもっと申し訳なく思っております。 【2度目の経営者としての失敗、挫折】
前回は、見返してやる、恨みがある、金持ちになってやるというマイナスのエネルギーが強く、無理をして最短で復活しましたが、今回は何の準備すらもしていません。 また、最短で復活をしようという負のエネルギーがなくなってしまいました。 自分の中での限界まではやりきったということなのか、反動で脱力してしまいました。 強がる気持ちも消えました。 とにかく一人になって、所持金ゼロでしばらく実家か祖母のところに消えたい。これが最近まで考えていた本心です。 ただ、私にはまだ義務が残っています。 残債を全て支払い、再建しなければいけません。 弁護士に一任して事業停止をし、実家に帰るのが一番楽ですが、それも、正しい道であるように思えてきません。 2年半のツケを全て支払うため、私はしばらく苦しんだ方がいいと思っています。 信用不安を覚悟で、この情報を公開していますから、これから誰かと取引をしたい、誰かと取引ができるとも思っていません。 今後、最小のコストまで切り詰め、文字通り独力、自分の力でマイナスの状況から、やっていくしかないです。 【運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる】
という言葉に出会い、私は今回の運命に出会い、自分が持っている構造的な欠陥の修正を迫られているのだと思います。 売り上げる力、多少あったけれど、管理する能力なし。 よもやこれほどまでに税金が確固たるもので、恐ろしいものだとは思いませんでした。 以前は利益が出なくて倒産。今回は利益が出すぎて、税金で経営危機です。 得られたお金ほどには、私の器が伴っていなかったようです。 また、私は、今日を全力で生きる刹那的生き方は得意ですが、未来を見越して動いていくことがことさらに下手です。 この半年間は、未だ経験したことのない想定外の不運の連続でした。 未来を深く見越して防衛しながら動くのは、本当に大切なことだと理解しました。 【今度の復活には時間がかかると思います】
あるいは時間をかけなくてはならないのだと思います。 □プロダクトローンチの中毒性について 情報業界のプロダクトローンチで高額商品を売ると億を超えるお金が1か月で作れてしまうことも意外に容易だったりします。 だから、中毒性を持っています。 軸がないのにマーケティングだけで売れてしまうと人格が崩壊します。 何度も何度も売らなければと思ってしまう依存性があるからです。 ただ、ローンチをしている人、していく人を批判しているわけではありません。自分が今後ずっとやっていくのは、もう無理だと考えたということです。 これからの時代のメーンステージは、高額少数の時代ではなく、少額多人数の時代であり、売り込みではなく、口コミの時代になるかと思います。 富の条件としては、プラットフォームを作ろうとする思考よりは、既に出来上がっているプラットフォームにビジネスをいかに有効に乗せられ親和させられるかであり、人海戦術ではなく、オートメーションだと思います。 初期投資とリターンを非対称にすること(1対10、1対1000など)は変わらず重要ですし、マーケティングではなく価値主導の口コミを中心として、少額多量の販売をすべきです。 粗利は8割以上のビジネスを選び、在庫は持つべきではありません。 【蒼天既に死す】
もうおわかりの通り、ここ数年間のイメージの与沢翼は既に死んでいます。 復帰プランに従い、無理をせずゆっくりとやっていきます。 与沢塾は4期で永遠にファイナルとなります。 ネオヒルズクラブは、1年間、体一つでやり続ける覚悟です。 西麻布のお店は残ります。 他サービスも最後までやりぬきます。 【ステークホルダーの皆様へ】
ご迷惑やご心配をおかけし誠に申し訳ございません。 一つの体でできる最大の努力をして、最後まで責任を取ります。 時間がかかるでしょうし、怒りを覚えさせてしまうこともあるかと思いますが、私は逃げずに、一つずつやっていきます。 それしかないからです。 【今も変わらない思い】
日本国民の普通の方々こそ、自由を得てほしいです。 会社を飛び出して自分でビジネスを始め、幸せになってほしいと思っています。 特段、覚えるべきなのは、株式トレードとプログラミングです。 最小の労力でリターンは天をも穿つスキルです。 次に重要なのは、表現力、企画・発想力、マーケティング力かと思います。 【原理原則】
松下幸之助さんや京セラの稲盛会長の言っていることの意味がようやく呑み込めるようになってきました。 自分でやってみて痛い思いをしないと、納得できない性格なので、必然だったことと思います。 それよりも5年、10年も先に、このままだったと思えば、今回の出来事こそ不幸中の幸いなのかもしれません。 やはり、真理や原理原則には逆らえないものですね。 私は、自分の常識をもって世界に敗れました。 敗戦を宣言します。 これからは真理や原理原則にただひたすらに忠実に生きていきます。 【3度目の起業家人生】
どんなにアホでも、結局は、経営者としてしか生きていけません。 なので、マイナスからやり直します。 今回刻んだことを軸に、とりあえず殺されるか死ぬまでは生きていきます。 未だ自分が何者なのか、よくわかっていません。 何が向いているのか、どういう人間になるのか。 ただ、言えることはそのとき信じた正しいと思う道を全力で邁進することしかできない人間です。 たいした人間でも、特別な人間でもなく、ただの普通以下の人間なんだなと改めて自分を思い直しました。 【感謝】
この数年応援してくれた、関与してくれた全ての方のおかげで、とても一生では体験できないほどのたくさんの経験をさせていただくことができました。 本当にありがとうございました。 私が何者になるか、何者になりたいのか、いまだ自分でもよくわかっていませんが、全力で復帰する努力をしますとだけお伝えしておきます。 しかしもう金への執着はありません。散財をすることもありえません。 生きてるだけで幸せです。 新しいビジネスは、価値に比例する適正利益だけで十分すぎます。膨大に儲けることはもう考えていないからです。 今日から無理をしてお金持ちのふりをする必要がなくなったので、楽になりました。 もう大分疲れたんだと思います。 この報告は、全てが終わっていない現状では視点によってはまだ早すぎる報告だったかもしれませんし、場合によっては遅すぎる報告だったのかもしれませんが、自分の新しい行動エネルギーを生み出すためには今こそ言わねばならず、また逆に、限界までやったからこそ、今になったのだということです。 たくさんの経験をさせてくてれた皆様、ありがとうございます。そして、裏切ってしまった多くの方へ、申し訳なかったです。罪の償いには時間がかかりそうです。 これからはただの何もない与沢翼として発言していきます。 今、感情は無であり、至って落ち着いています。 お読みいただき、ありがとうございます。 与沢 翼 http://bylines.news.yahoo.co.jp/kataokahidehiko/20140427-00034843/ 与沢翼氏の「税金滞納」「愛車売却」「事業縮小」などの報告ブログに思ったこと。
片岡英彦 | 企画家/戦略PRプロデューサー 2014年4月27日 11時27分 イメージ写真(123RF) コメントを見る(7件) “秒速で1億を稼ぐ男”として注目された実業家の与沢翼氏(31歳)が、自身のブログとFacebookで、会長を務めるフリーエージェントスタイルの経営資金のショート及び、税金の滞納について報告をした。 2013年8月期決算の法人税、住民税、及び事業税2億5千305万の支払いのうち約1億1千万円並びに2012年8月期の修正申告分の税として8940万7200円を追加で計約2億円支払い、並びに2014年8月期決算予定納税の一部を支払い、フリーエージェントスタイルの資金が完全にショートしました。そのため、今日時点において、既にフェラーリ、ロールスロイス、ベントレー3台を売却し、住宅なども全て解約しております。 出典:http://ameblo.jp/yozawa-blog/entry-11834514071.html また、弊社グループの役員に、自分も投資をしているからということで紹介された月利5〜10%という海外FXに、香港にまで行って1月上旬に投資をしたところ、1月末ごろには利益が出るどころか1か月で元本の90%を失ったと言われ、多大な損害を出してしまいました。これらによって2月末日、国税に対し最後の約束が履行できないことが確定となり、以後、黒崎ビル本社、私の住宅等に差し押さえがかかりました。 出典:http://ameblo.jp/yozawa-blog/entry-11834514071.html 私は直接、与沢氏にお会いしたことがない。本当はどういう人なのかはわからない。しかし、私よりも一周り(12歳)も歳が違う。12年前の私は、まだ日本テレビを退社し、アップルに入社したばかりの頃で、その後の自分の生活がどうなっていくことやら、何が何だかか分からない頃だった。 何が言いたいかとうと、「命を取られる」ほどの大失敗は、今の日本にはまず存在しない。 「こういう手法」では失敗したけれど、「違う手法」であれば、また成功する可能性は大いにある。犯罪を犯してしまったり、具体的に被害を与えてしまった人がいる場合には、その責任を追わねばならないことは当然であるが、縁もゆかりもない人々からの、露骨な人格批判や、嘲笑、罵詈雑言など、今の彼に浴びせる世間の人々は、しょせんはその程度の人たちなのだと思う。(自分とは直接の利害関係のない、他のあらゆる人物や物事、何かに失敗した人に対しても、同様の行為をするのだろう。) 一つだけ思うのは、これまでの与沢氏の「成功」をメディアなどで知って、ある種の「夢」を感じ、心を踊らせてしまった、与沢氏と同世代、あるいはもっと若い世代の方たちにとって、彼のような「ああいう手法」は成功しないということが心に焼きつくことだろう。 しかし「こういう手法」もあるよという、また違う形での、心が踊り、「夢」を感じるような物語(成功体験)のニーズは必要となってくるのだと思う。 私は、ビジネスモデルとして「足し算と引き算と掛け算」でシンプルに成立しないものは、個人としてはあまり信用しません。いわゆる「正業」を営む人の中から、彼のようなある種の「突然変異」の成功者が、そろそろ出てくると面白いなと思うのでした。 今日から無理をしてお金持ちのふりをする必要がなくなったので、楽になりました。 出典:与沢翼公式BLOG 一度楽になられて、また何か新しい事業を始めようとされた時に、いったい次はどんなことを始めるのか?過去の失敗をどう活かすのか?自分はどのように変わったのか?そのような、前向きな話を、その時に改めて伺ってみたいと私は思いました。 片岡英彦 企画家/戦略PRプロデューサー 1970年生まれ。京都大学卒業後、日本テレビで、報道記者、宣伝プロデューサーを務めた後、アップルのコミュニケーションマネージャー、MTV広報部長、日本マクドナルド・マーケティングPR部長、ミクシィのエグゼクティブ・プロデューサーを経て、2011年、片岡英彦事務所(現:株式会社東京片岡英彦事務所)設立。企業のマーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立、代表理事就任。2011年以降はフランス・パリに本部を持つ国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。戦略PR、アドボカシーマーケティング、新規事業企画が専門。 |