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[モスクワ 25日 ロイター] - 米格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ロシアの長期外貨建てソブリン格付けを「BBB」から「BBB─」に引き下げた。これはジャンク(投機的)等級の一歩手前。
ウクライナ情勢で、欧米諸国が対ロシア追加制裁を導入した場合は、さらに格下げを実施する可能性もあるとした。
S&Pは「ロシアとウクライナの地政学的緊張で、ロシア経済から国内外の資金がさらに大幅に流出する可能性があり、既に弱含んでいる成長見通しが一層悪化した」と指摘した。
ロシアがクリミア半島を事実上掌握して以降、格下げが実施されたのは、大手格付け会社ではS&Pが初めて。
ロシアのウリュカエフ経済発展相はS&Pの格下げについて、「政治的動機が一因としてある」との見方を示したが、アナリストは他の格付け会社もS&Pの動きに追随する可能性があると指摘している。
短期外貨建て格付けは「A─2」から「A─3」に引き下げた。
S&Pは「格下げは、2014年第1・四半期に見られた大規模な資金流出が継続するリスクを反映している。ロシアの金融収支赤字の規模は今年第1・四半期、経常黒字のおよそ2倍に達した」と指摘した。
ロシア中銀が今月公表した統計によると、第1・四半期には差し引き637億ドルが流出。2013年通年に匹敵する額が流出したことになる。世銀によると、今年は1500億ドルが流出する可能性がある。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DB09220140425
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